日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
« 2006年7 月 | メイン | 2006年9 月 »
ツーリングにもトレッキングにもお勧めの超コンパクト軽量ソロテント
スノーピーク・ランドブリーズ・ソロ
例年、ツーリングマップルの取材では、泊まりはキャンプが主体になります。一日オートバイで走り回って、夕方近くになって、 キャンプサイトを探し、日暮れ前にテントを設営して、食事、取材のまとめを簡単にして就寝。翌日は早朝に起きて準備を始めて、また出発。 そうしたサイクルは、登山のサイクルと同じで、装備はなるべく軽量コンパクトなのがいいのはもちろん、テントなどは設営、 撤収が簡単であることも条件となります。
**フロントパネルを覆うフライシートは、 小物類を収納するのに十分な前室を形成。ブーツを濡らさずに置くことができる。オプションのラージフライを使えば、 さらに広い前室スペースを確保できる**
今回選んだのは、スノーピークのソロ(単独行)向けテントの「ランドブリーズ・ソロ)というモデルです。 オーソドックスなX型のアルミクロスフレームに本体をフックでつり下げる方式で、設営に要する時間はミニマム。 本体を大きく覆うフライシートは、本体との間のクリアランスが大きくとられているので、湿気が溜まらずに快適に過ごすことができます。
収納時のサイズは¢18×35cm、重量は1.85kg、今回はオートバイに積載しましたが、 中型ザックなら楽に収納できてしまうサイズです。この軽量コンパクトさは、軽快な行動をしっかりサポートしてくれます。
居室は縦205cm横100cm、高さ100cmで、「ゆったり」とはいえませんが、一人で就寝するには十分なサイズ。 ルーフ部分にまで大きく切れ込んだフロントゲートを開放すると、テント内に寝たままで空を仰ぐことができ、とても開放的です。
**D字型に大きく開くフロントパネルは、ルーフ部分にまで回り込んでいて、 とても開放的。晴れた日ならフルオープンで星空を眺めながら眠りたくなる**
近年、スノーピークブランドは様々なキャンピンググッズを手がけ、ユーザーのニーズを的確に捉えた作り込みで、 国内外でとても高く評価されています。前に紹介したストーブやランタンも非常に使いやすく、 信頼性の高い製品で好感を持ちましたが(今回のキャンプでも愛用しています)、このテントも細部の作り込みに、 制作者側の経験値の高さを感じさせられ、いろいろと納得して思わず唸ってしまいました。
たとえば、本体のルーフ部分はメッシュ使いになっていて通気が確保されていますが、これに対応するフライシートの部分には、 あらかじめテンションコードが組み込まれていて、本体とのクリアランスを保つ工夫がされています。しかも、 本体内部からメッシュ部分のジッパーを開けて、フライシートのテンションコードに連結されたストラップを引くことによって、 クリアランスを調節でき、寒い時期などは、これを閉じて暖気が逃げないようにするのも簡単に行えます。
**通気性を確保するために、フライシートにはテンションコードが組み込まれ、本体とフライシートのクリアランスを確保。 本体内部からストラップを引くことで、通気性の調節を可能としている**
また、軽く強度の高いジュラルミン製のペグは、先端に尖りを持たせた加工が成されていて、地面への食い込みがとてもいい。 オートキャンプ用として鋳鉄製のペグをリリースして大好評を博したスノーピークならではのペグに対するこだわりともいえるが、 多くのメーカーがコストの問題から柔らかいアルミ製のペグで、先端も平らなままのものが多く、 一度の使用で曲がってしまうことが多いのに対して、さすがのこだわりといえる。
このテントは、本体とフライシートの間のクリアランスを確保して快適性を高めるために、 フライシートをピンと張るためのペグを他のテントより多く使いますが、その意味でも、こうしたペグを採用したことで、 ユーザーのストレスの軽減の効果は大きいといえるでしょう。
**先端にテーパーを持たせた形状は地面に打ち込みやすく、 超硬ジュラルミンは曲がりもなく、軽量**
さらに、ランドブリーズソロのうれしいところは、先にあげたラージフライの他に、 夏場に快適に過ごせるメッシュインナーやポールのみの単体などオプションが充実していることがあげられます。
[仕様]
●材質:フライシート/高密度30Dリップストップナイロン・PUコーティング耐水圧1,500mmミニマム・テフロン撥水加工 (初期撥水100点、5回洗濯後90点)・UVカット加工インナーウォール/高密度40Dリップストップナイロン通気撥水加工、メッシュ/ 20Dナイロンメッシュ、ボトム/高密度 40Dリップストップナイロン・PUコーティンク耐水圧1,800mmミニマム、 テフロン撥水加工(初期撥水100点、5回洗濯後90点)、フレーム 7X5Xスカンジウム(¢8.88mm)
●セット内容:オリジナルインナー、フライシート、Xフレーム(×2)、自在付ロ-プ(1.8m×4、0.7m×2)、ジュラ∨ペグ(×8、 シームシーリング剤、フレームケース、ペグケース、リペアパイプ、キャリーバッグ
●フルケースサイズ:¢18×35cm、フレームケース:¢8×38cm●重量:1.85kg●カラー:フライシート/べージュ×グレー、 本体/クリーム×ブラウン
■スノーピークのページ
■アウトドア・ベーシック・ テクニック グッズ編「テント」
■アウトドア・ベーシック・ テクニック テクニック編「テントの設営」
2006/08/29 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
「失せモノ・壊れモノ」続くの法則
先週末から今週 半ばにかけて、信州の巨石巡りと「ツーリングマップル中部北陸」の旅をしてきました。
旅の出発を前にして、長年愛用したポケットナイフをなくして不自由したので同様のものを新調したことを書きましたが、 じつは前回の取材の際にヘッドランプも故障し、テントポールも破損してしまいました。失せモノや壊れモノは続くといいますが、 これはどうしようもないですね。こんなことで変にへこんでいては、またも失せモノ壊れモノが続きそうなので、気分を変えて、 いずれも新調しました。
ヘッドランプは長年「PETZL(ペツル)」の製品を愛用してきましたが、 今回もまたPETZLを選択。これまで使用していたのは「Micro」というハロゲン球を使用したものでした。時代はLEDが主流となり、 球切れの心配無しに、電球タイプより遙かに長い電池寿命となっていましたが、Microは軽量コンパクトで光量も十分で、 しかもタフだったため、何不自由なく使用してきました。さすがに10年近く使えば、製品としての寿命ということなのでしょう。
**スポットライトモードでは、照射距離最大35m。ブーストモードを使えば20秒間だけ50m照射する。
1ワット出力のハイアウトプットLEDは、従来のハロゲン球にも匹敵する光量を持つ**
**ワイドアングルレンズを引き出せば、自然な散光となる。通常はこの状態で使うことが多い**
そんなわけで、PEZTLには絶大な信頼を寄せていたので、 今回もPETZLを選択したというわけです。今回購入したのは「TIKKA XP」というモデル。同じPETZLの「ZIPKA(ジブカ)」 というモデルも僕の周囲のアウトドアのプロたちに好評で、どちらにするか迷いましたが、スポットライト機能を持っていて、 遠距離まで照射できるティカならば、オートバイやバイクのオフロードツーリングの際にヘッドライトが切れた際に、応急的に使用できるので、 こちらに決めました。
ジフカが通常のLEDを四つ並べた広角照射タイプなのに対して、 ティカXPはハイアウトプットLEDを用いて、広角照射の際にはスポットライトを拡散光に変えるワイドアングルレンズを備えています。
**黄色いボタン右側がオンオフと光量調節を兼ねるボタンで、一回押すと最大光量、連続して二度押すと中間、
三回押すと最小、四回押すと点滅モードとなる。左のボタンはブーストモードのボタン**
光量は三段階に調節可能で、点滅モードも装備。点滅モードは、夜間にバイク(自転車)に乗るときに、 腕に掛けて背後に向けることで、ポジションランプの役割を果たしてくれます。
重量はわずか95gで、電池ボックスも一体となっているため、まったく邪魔に感じません。 電池ボックスのパッキンなどもしっかりしているので、雨の中でも平気で使えます。
こうした道具は、気遣いなくラフに使えることがポイントですね。
**首振り角の自由度も高く、夜間の行動からテント内での読書灯まで幅広く使える。電池は単四3本。
連続照射時間は最大120時間**
■参考■
ペツルヘッドランプ
http://www.alteria.co.jp/products/Headlamp/headlamp_top.htm
アウトドアベーシックテクニック step2 装備
http://obtweb.com/technic/step02.html#7
2006/08/25 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
快晴です。
昨日は岐阜から福井に抜けようと、悪戦苦闘。あちこち梅雨の雨による崩落で寸断されてます。
ドライブ、登山などは、事前に道路情報を確認しましょう。
ひるがの高原キャンプ場にて。(岐阜県郡上市高鷲町)
バイク:BMW R 1200 GS Adventure
2006/08/23 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
**突然の豪雨に広葉樹の下に緊急避難**
**鳴石周辺は、不思議なことに雨がとても多い**
八ヶ岳周辺の巨石と名水巡りをした週末ですが、 ずっと天気が良かったのに、諏訪と小諸を結ぶ街道の途中にある「鳴石」では、豪雨に見舞われました。
周囲は夏の太陽が照りつける天気なのに、 この鳴石の上空だけは厚い雨雲が垂れ込めていて、篠突く雨が降っています。
ここは、古代の人たちが祭祀を行った場所で、 上下二つに分かれたちょうどハンバーガーのような形の石が祭られてます。
これが「鳴石」で、この石が響きを立てると、 ここから雲がわき上がって雨を降らせると伝えられていました。
地形的に、雲が集まりやすい場所であり、 また上昇気流も発生しやすい場所のため、雨が降りやすい特異な条件がそろっているのでしょう。もしかすると、気圧の変化によって、 本当に二枚に分かれた岩が響きをたてたのかも知れません。
気象衛星も天気図もなかった昔の人たちは、その土地に固有の 「天気俚諺」を持っていて、それで天候変化を読んでいました。
漁師が古来から風を読んで、 天気の変化を予測するのも同じことかもしれません。
蓼科牧場名物のソフトクリームを味わうついでに、 鳴石まで足を伸ばして、古代の人たちと同じように、岩の響きに耳を傾けてみるのも面白いですよ。もちろん、鳴石が響きはじめたら、 一目散に退散です(笑)
今回の取材車両:BMW R 1200 GS Adventure
2006/08/21 カテゴリー: 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
VICTORINOX CAMPER (ビクトリノックス キャンパー)
長年使い慣れて、 いつも手元にあることが当たり前になった道具が無なくなってしまうと、非常に不便なものです。
先日、キャンプに出かけて戻ってくると、 使い慣れたポケットナイフ(アーミーナイフ)がどこかにいってしまい、それがキャンプや登山だけでなく、 日常的に文房具としても愛用して自分の指先の延長のようになっていたものですから、どうにも不便で仕方ありません。
そこで、なくしてしまったものと同じビクトリノックスの 「オフィサー」というモデルをショップやネットで探したのですが、こんな時に限って、 定番中の定番であるはずのこのモデルがどこも欠品でした。
このビクトリノックスの「オフィサー」は、 大小二つのブレードに栓抜き、缶切り、コルク抜き、キリ、糸遠しなど13の機能を持つモデルで、これだけの機能がありながら、 手の中にすっぽりと収まるサイズで、ジーンズのフロントポケットに入れてもまったく邪魔になりません。
同じような機能を備えたナイフやマルチツールも持ってはいるのですが、このサイズと重さ、 ハンドルの質感、そしてブレード類を引き出したときの感触に馴染んでしまっていたので、他のものでは、どうにも違和感がありました。
**ベーシックな「オフィサー」
にノコギリと爪楊枝、毛抜きを追加した「キャンパー」。 定番中の定番であるオフィサー同様、機能と持ち運びやすい大きさ、
重さがマッチした、完成された「道具」 となっている**
ビクトリノックスの最近のモデルには、 従来のモデルにはないストッパーを装備して、ナイフを使っている最中にブレードが折りたたまれて指を傷つけることがないようにして、 ハンドルもしっかりとホールドできる曲面を採用した「ロックブレード」というモデルがラインナップされていて、心引かれましたが、 オフィサーよりも一回り大きいサイズは、ジーンズのポケットにはかさばってしまいます。
いろいろと検討した結果決めたのは、 オフィサーにノコギリブレードと爪楊枝、毛抜きが追加された「キャンパー」というモデルでした。これなら、 オフィサーと重さも大きさもほとんど変わらず、手にしたときに違和感がありません。
かくして、お馴染みの赤いハンドルのポケットナイフが、 いつものようにポケットに収まり、些細なことでいらいらせずに済む、当たり前の日常がもどってきたのでした(笑)
**これももう30年近く愛用して、手の一部となった
「BUCKフォールディングハンター#110」。フォールディングナイフのベストセラーで、
いまだに形を変えずに作られ続けている。非常に堅牢な440Cステンレス製のブレードは、
釘をカットするPRイラストが印象的だった。このナイフは、一度、秋田の沢でなくし、増水が引いた沢に数日後出かけていって、
岩陰に見つけたいわく付きの相棒**
2006/08/16 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
巨石信仰の痕跡を訪ねる
**諏訪神社春宮の裏手にある「万治の石仏」。今回の八ヶ岳周辺の巨石巡りでは、最終的にここに行き着く予定。諏訪大社は「御柱祭」という奇祭でも知られ、古い信仰をそのまま受け継いでいるといわれる**
先月、「風切り地蔵を訪ねる」で、石に思いを託して神に願いを伝える太古の風習について少し触れましたが、全国各地には、巨石を神の降臨する場所として崇めた祭祀遺跡が残っています。
現在でも多くの神社に磐座(いわくら)と呼ばれる聖なる岩があって、これをご神体としたり、神の依代(よりしろ=神が降臨する場所)として人が踏み込むことを禁じていたりします。
登山家が山に対して崇高な思いを抱くように、自然の造形である「巨石」に、昔の人たちは人智を越えた大きな力の存在を感じて、これを崇めたのかもしれません。
宮沢賢治は、ときどき夜に山へ出かけ、巨石の上で眠り、様々なビジョンを得たといいます。
私も、以前、ロッククライミングのメッカである信州廻り目平で、大岩に登った際に、その上で気持ちのいい微睡みに引き込まれ、古代の不思議な祭りに参加している夢を見たことがありました。
巨石には、実際に人に神秘的なビジョンを見せる何かが秘められているのかもしれません……。
そんなわけで、かねてから巨石には関心を持ち続けてきて、今まで、各地の巨石を訪ねる旅もしてきました。今回は、八ヶ岳周辺の巨石を訪ねて、太古の信仰に思いを馳せてみようと思っています。
まずは、プランニングということで、MappleOnlineを使って、今回訪ねる物件をプロットしたり、ルートを作成してみることにします。
■プランニング1 情報ポケットに物件を登録■
マップルオンラインに登録し、ソフトをインストール。これを立ち上げると上記ウインドウが立ち上がります。
目的地のエリアを選び、地図をスクロールして、目的の物件に合わせます。
目標地点に中心を合わせたら、左側の「情報ポケット」ボタンをクリック。
開いたサブウインドウに、名称などのデータを記録します。
最初に立ち寄る予定の「大石神社」がプロットされました。
同様の操作を行って、立ち寄り予定の物件を追加していきます。
■プランニング2 ルート設定■
物件の登録が終わったら、次は、それを効率よく巡るためのルート作成です。
左側の「おでかけ」ボタンをクリックすると上記ウインドウが開きます。
ここで、まずは地図の中心を出発点に合わせて「出発地」ボタンをクリック。ここでは中央高速の勝沼ICを出発地に設定しました。
さらに、あらかじめ設定した物件を「経由地」として登録していきます。経由地は、「出発地」ボタンの中の「+」ボタンをクリックすることで、複数設定できますので、あらかじめ経由地の数に合わせて「+」ボタンで設定しておきます。
ここでは、大石神社の次に「石森山」を経由地として設定しました。
いずれも、甲府市内にある場所ですが、「石」が付く地名であることが、巨石にまつわる土地であることを物語っています。
ここでは、目的地を甲府郊外の立石神社に設定しました。
物件の設定が終わったら、「徒歩ルート」か「車ルート」かを選びます。
ここでは物件の間の距離が結構あるので、車ルートを選択しました。
自動的にルートが計算され、地図上に表示されます。
これをプリントアウトすれば、オリジナルドライブマップのできあがり。
もっと細かく、散策ルートなどを設定することも可能です。
■プランニング3 昼食のレストランを探す■
今回の旅は、甲府からスタートして諏訪が最終的なゴールになります。
先に設定したルートを巡った後は、白州近くの巨石遺構を訪ねる予定ですが、ちょうどこのあたりでお昼になりそうなので、「周辺情報」を検索します。
マップルオンラインに登録されている物件情報が地図上にアイコンが、同時に左側のボックスに物件名が表示されます。
検索した物件から「白州・尾白の森名水公園べるが森のレストラン」を選択してみます。
物件に情報リンクがあったので、これを表示。
開いたサブウインドウには、より詳細な物件情報へのリンクもあります。
「いわな塩焼きセット」が良さそうなので、ここに決定。
■プランニング4 立ち寄り温泉を探す■
白州からは、さらにいくつかのポイントを見学して、諏訪神社のある諏訪湖方面へ北上する予定ですが、せっかく温泉場の諏訪を通るので、よさそうな立ち寄り温泉で汗を流すことにします。
「周辺情報」ボタンを押して、「温泉」を選ぶと、温泉アイコンと物件名が表示されました。
ここで目に付いたのは「まるみつ温泉 なごみの湯」。地元の百貨店の最上階にある温泉のようです。
詳細情報を表示すると、「諏訪の名物「まるみつ百貨店」の最上階にゴージャスな温泉ある。マッサージサロンや休み処も併設し、ショッピング・食事・リラクセーションが1か所でできる理想的な温泉」とのこと。
どうやら、地元の人が通う隠れた名所のようです。ということで、ここに寄ってみることに。
■プランニング5 宿を探す■
さて、諏訪にたどり着いたら、ここで一日目は終了。翌日は諏訪大社を中心に巡る予定ですので、ここで宿をとれば便利です。
「周辺情報」で宿を探すと、数件見つかりました。このうち、「国民宿舎ホテル山王閣」がリーズナブルな割に設備も良く、良さそうです。
宿の詳細情報を開くと、「諏訪大社秋宮境内にあって、展望も抜群」とのこと。
諏訪神社境内なら、今回の探索にうってつけなので、ここに決定。
さっそく予約を入れました。
■プランニング6 全ルートを設定■
プランニングのまとめとして、出発地から宿泊地までの全ルートを設定してみました。
全走行距離は124.2km、所要時間は3時間41分と計算されました。
途中、物件毎にじっくり見学しつつ、食事や立ち寄り湯も入れれば、一日の行程としてはちょうどいい感じです。
さて、次回は、このルートを巡り、巨石にまつわる不思議をレポートしてみましょう。
2006/08/15 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)
| |
■キャンプ場・温泉選びの決定版■
昭文社マップルキャンプ場ガイドでは新たにクチコミ情報を開始しました。
2200件に及ぶ詳細なキャンプ場情報にクチコミ情報がついて、 より身近な感覚でキャンプ場選びができます。現在、キャンペーン展開中で、 クチコミ投稿すると各地の名産品などの賞品が当たります!!
キャンプ場以外にも温泉ガイドやお泊まりナビにもクチコミ機能がついて、 MappleNetがよりインタラクティヴに進化しています。
公式blogとともに、ぜひクチコミのほうもご利用ください!!
★キャンプ場ガイド★
★感動温泉キャンペーン★
★マップルクチコミ★
ちなみに、私のお薦めキャンプ場・関東甲信編のクチコミ情報をご紹介します。
みなさんも、どしどしご投稿ください!!
2006/08/11 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
先日、信州をオートバイで巡ってきました。
霧ヶ峰のニッコウキスゲの群落と青空のコントラストが鮮やかなことを期待して、 ビーナスラインを辿りましたが、残念ながらキスゲのシーズンは終わりでした。
今年は、ピークとなる7月中旬から下旬が梅雨のまっただ中で、 開花が遅れているのではと思っていましたが、残念ながら、曇り空の下で満開を迎えていたようです。
でも、 どこまでも広がる草原と青空は最高です!!
写真は、おすすめスポット「池のくるみ」 です。霧ヶ峰周辺の湿原は「八島ヶ原湿原」 が有名ですが、この池のくるみは、ビーナスラインから少し外れた場所にあるせいか、訪れる人も少なく、自然の風景がそのまま残っています。
踊場の池を取り巻く湿原には、ヒメシャクナゲやツルコケモモ、 コバイケイソウなどの高山植物が自生し、様々な表情を見せてくれます。散策路を辿れば、静かな「別天地」のトレッキングが楽しめます。
2006/08/09 カテゴリー: 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| |
2006/08/07 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
夏本番の暑さも、これで克服
--プラティパスウォーターボトル&ドリンキングチューブ--
アウトドアアクティビテ ィで欠かせないのは水分の補給です。とくに真夏のフィールドでは、 大汗をかいて一気に水分を失って、短時間のうちに脱水症状にまで至ってしまう危険もあるので、こまめな水分補給が必要となってきます。
ノーマルな方法としては、カンティーン(水筒)をザックに入れておいて、 休憩時に取り出して水分補給することですが、個人的には、 アウトドアスポーツのアスリートたちが利用しているハイドレーション(水分補給)システムを利用することをお勧めします。
私が普段使っているのは、ポリエチレン製の軽くかさばらない水筒としてすっかりお馴染みとなった 「プラティパスウォーターボトル」 に専用の「ドリンキングチューブ」を組み合わせたものです。
ハイドレーションシステムとは、 専用のパッキングキャリアやハイドレーションシステムに対応したポケットとホールを供えたザックに専用のウォーター(ボトル)キャリアを収納し、 吸い口のついたチューブをザックのショルダーベルトなどに固定しておいて、必要なときに、その吸い口を噛んで水分補給するものです。
**水を入れたプラティパスウォーターボトルにドリンキングチューブを取り付けて、 ザックのハイドレーションポケットに収納。 ハイドレーションホールからチューブを外部に引き出す**
脱水症状の予防に
クロスカントリーランナーやサイクリスト、レーサーなどが、競技中に余計な動きを必要とせず、 水分補給できるように考案されたものですが、これは、普通の登山やトレッキング、サイクリング、オートバイツーリングなどでもお勧めです。
ハイドレーションシステムの利点は、まず、その簡便さです。普通なら、 ザックをおろしてカンティーンを取り出し、蓋を開けて水分補給し、蓋を閉めて、収納して、またザックを背負ってといった一連の動作が、 吸い口を引き寄せて吸うだけとなります。普通の登山などでも、足を止めずにわずかの水分を補給したいことがあります。また、 オートバイツーリングやオフロードレースなどでは、ヘルメットを被っているため、水を飲むためには、 先に挙げた一連の動作にプラスしてヘルメットの着脱まで必要になります。ハイドレーションシステムを使えば、そうした手間が一気に解消されるわけです。
喉は渇いたけれど、水筒を取り出して飲む手間が面倒なので、ついつい我慢しているうちに、 気が遠くなってきて……といったことは、炎天下のアウトドアで激しいアクティビティを行ったことのある人なら、 多かれ少なかれ経験があると思います。
じつは、これがすでに危険な脱水症状への入り口となっています。 立ちくらみのようにクラッとする症状から、全身が怠くなったり、足がつったりといった顕著な症状が現れ、 さらには症状が進んで人事不省に陥るといったところまで、意外なほど短時間で進んでしまいます。 その脱水症状の初期を予防するという意味でも、効果があります。
また、いつでも水分を補給できる手軽さから、喉の渇きがひどくなる前に小刻みに水を口にできるので、 乾きを我慢したあげく、休憩時に水をがぶ飲みして体調を崩したり、 筋肉がつったりといった水の過補給によるミネラル濃度低下の症状なども防げます。
**ザックから引き出した吸い口は、普段はショルダーベルトに取り付けたホルダに収納しておく。 必要なときは吸い口を引き出して口に咥える**
**吸い口は普段は閉じていて、上下を噛むことによって口が開いて、水が吸い出せる**
意外な「冷房効果」
こうしたハイドレーションシステムを用いることで、じつは冷房効果があることは、 あまりうたわれておりません。専用のキャリアを用いるにしても、ザックに収納するにしても、ウォーターキャリーが背中側にくるため、当然、 水の冷却効果があります。そして、最近のザックでは、背中に当たる部分にメッシュ素材などを用いて蒸れない工夫がされていますが、 これが気化熱によってウォーターキャリーを冷やす効果を生み出して、ザックにカンティーンを入れておく場合などに比べ、 水が温くならないのです。
とくにオートバイツーリングやサイクリングのように、 ザックと背中の間を風が通りやすいシチュエーションでは、ずっと水が温くならず、しかも適度な冷却効果が続いて、 とても快適にアクティビティを楽しむことができるのです。
このところ、今年のツーリングマップルの取材装備についてご紹介してきましたが、 ハイドレーションシステムも「定番」装備として、毎年活躍してくれています。
尚、私はプラティパスのノーマルボトルをハイドレーションシステムとして利用していますが、 プラティパスにはドリンキングチューブがよじれたりしないようにボトルの口をオフセットしたモデルも用意されています。
また、こうしたハイドレーションシステムを最初に実用化して、 今では様々なバリエーションを展開しているメーカーに「キャメルバッグ」 があります。キャメルバックの創設者マイケル・イードスンがフリーハンドで水分補給できるシステムとして、 点滴のバッグを改造して作ったのが始まりです。
註)「ハイドレーションシステム」は広義には、普通のカンティーンなども含み、ここで紹介したシステムは 「フリーハンドハイドレーションシステム」と呼称する場合もあります。
■プラティパス(英語サイト)
http://www.platypushydration.com/
■キャメルバッグ(輸入元・モンベル)
http://www.montbell.com/japanese/products/brand_camel.html
■アウトドア・ベーシック・テクニック テクニック編step2
http://obtweb.com/technic/step02.html
2006/08/04 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| |
ソロキャンピングは「軽量コンパクト」
がポイント
Snow Peak 「ギガパワーストーブ"地"」、
「ギガパワーランタン"天"オート」
前回はツーリングマップルの 取材装備のうちのブーツを紹介しましたが、 今回はストーブとランタンです。取材は、ソロツーリングで宿泊はキャンプが主体となりますので、 こうしたキャンピンググッズも必携となります。
今回はキャンピングストーブ、ランタンの中でも軽量コンパクトかつ高出力で定評のスノーピーク 「ギガパワーストーブ"地"」と「ギガパワーランタン"天"オート」を使うことにしました。 ストーブとランタン本体をあわせても片手に収まるほどで、これに110g容量の小型カートリッジを二つ合わせても、トータルで435gと、 ビールの500ml缶一つよりも軽量に収まってしまいます(ストーブの重量88g、ランタン135g、カートリッジ110g×2、 トータル435g)。これなら、ザックに入れてもたいして苦になりません。
ご存知のようにキャンピングストーブはこうしたガスカートリッジタイプのものとガソリンを使用するものとがあります(ランタンもガソリンを燃料とするものがありますが、
それはオートキャンプ用の大型のもので、ザックに入れて持ち運ぶものとは用途が異なります)。
私は、登山やツーリングで期間が長期になる場合は、ガソリンストーブを使用しますが、 3,4日程度の行程であれば、こうしたガスカートリッジタイプを使用します。ガスカートリッジタイプのストーブやランタンは、 何より使用法が簡単なのが魅力です。
このギガパワーシリーズも、ランタンのほうは着火装置がついていますので、 本体をカートリッジにねじ込んで、バルブ゜を開け、着火ボタンを押せばOK。ストーブもバルブを開いてライターで火をつけるだけで、 ガソリンストーブのようにポンピングやプレヒートといった「儀式」はまったく必要ありません。
**左がストーブ、右がランタン。100円ライターと比較してみると、
そのコンパクトさがよくわかる**
**ジャストサイズのパッケージに収納されていて、
持ち運びにも気を遣わずに済みます**
ストーブの場合、かつては大きい火力を得ようとすれば、 バナーの口径を大きくして熱量を上げるという方法がとられていましたが、最近は炎を中心部に集約してそれをより強力に立ち上げることで、 カロリーを高めると同時に熱効率を高めるシステムになっています。「ギガパワーストーブ"地"」はバーナー部もコンパクトですが、 着火すると勢いよく立ち上がる炎にびっくりさせられるほどです。
ゴトクはいたってシンプルで、風除けはありませんが、この炎を上に吹き上げるバーナーのおかげで、 強風下でも調理可能となっています。ちなみに、火力は2,500kcal/hで1Lの水を約3分で沸騰させる実力を持っています。 110gの小型カートリッジでは、最大火力で約30分使えますので、単純計算すれば10Lの水を沸かすことが出来るわけです(もちろん、 気象条件等によって変動します)。簡単な料理なら、2、3食は作れてしまうというわけです。
**一見、頼りなさそうなバーナーですが、着火すると勇ましい炎を吹き上げる。
風除けがなくても熱効率はたいして悪くはならない。ゴトクはシンプルなバタフライスタイルで収納。
バナーやジェネレーターの精度が非常に高く、シンプル故にしっかりしている**
ランタンも同様に、非常に燃焼効率のいいバーナーを使い、 安定した明かりを作り出してくれます。今回、グローブ(火屋)はオーソドックスなクリアガラス製のものにしましたが、 上半分が曇りガラスになっていてテーブルトップに置いた際に眩しくないフロストグローブや外側から衝撃が加わってもガラスグローブのように破損したりしないメッシュタイプグローブなども用意されています。
オートバイツーリングでは、 とくにオフロードなどを走るときはパッキングした荷物に強い衝撃が加わりやすいので、メッシュグローブがお勧めですが、個人的には、 気を遣ってパッキングしているせいか、オートバイの走行ショックが原因でガラスグローブを破損したことはありません。
ランタンの場合、むしろ気を遣うべきはマントル(燃焼繊維)のほうで、 これは一度使うと非常にもろくなり、簡単に粉になってしまうので、必ず予備のマントルを用意していきます。
**荷物を極限まで軽量化するなら、
キャンドルランタンやヘッドランプをランタン代わりにするといった方法もあるが、やはり、
マントルを燃やす本格的なランタンの明かりにはかなわない。孤独なソロキャンプでは、この明かりがほっと和ませてくれる。
ランタンもアルミやブラスの削り出しパーツを使用して、非常に信頼性が高い**
**左はフロストグローブ。真ん中はメッシュグローブ。
そして忘れてならない予備のマントル**
今回ご紹介したコンパクトストーブとランタンは、ソロキャンプの際に非常に重宝するのはもちろん、 オートキャンプなどでもサブストーブやサブランタンとして活躍してくれます。これからソロキャンプを始めてみようという人にはもちろん、 これからオートキャンプの道具を揃えてみようという人でも、いきなり大物のツーバーナーや大型ガソリンランタンに手を出さす、まず、 こういったタイプのものを手に入れて、慣れておくのも賢い選択といえるでしょう。
ユーザーとして何よりうれしいのは、 スノーピークのような国産のメーカーがしっかりした製品をリーズナブルな価格で提供してくれていることですね!!
■スノーピーク■
http://www.snowpeak.co.jp/
■アウトドア・ベーシック・テクニック テクニック編step7・食事■
http://obtweb.com/technic/step07.html
2006/08/02 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
| |
最近のコメント