昨年7月から、月に2回配信している【聖地学講座】のバックナンバーの内容紹介をまとめてみました。
バックナンバー単体の購読もできますので、ぜひどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0001549333.html
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【聖地学講座第1回】
第1回は、聖地の成り立ち方に焦点を当て、人と聖地との関わりを掘り下げています。
1 聖地とは何か
・特定の自然条件において成立した聖地
・人為的条件によって成立した聖地
2 コラム
・「風水とレイライン」
3 お知らせ
・『祈りの風景』まもなく刊行
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【聖地学講座第2回】
第2回は、聖地に漂う雰囲気について、そうした気配がどうして生まれるのかを考察し、似通う雰囲気を持つ聖地の共通点を掘り下げています。
1 聖地に漂う「雰囲気」
・ゲニウス・ロキと第一行
・女神の聖地・花の窟
・女神の聖地・斎場御嶽と久高島
・熊野と琉球との繋がり
2 コラム
・シンクロニシティ
3 お知らせ
・『祈りの風景』刊行
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【聖地学講座第3回】
第3回は、洞窟壁画の時代から巨石文化時代さらに近代までを概観し、人がどのように地霊(ゲニウス・ロキ)をとらえ、どう関わってきたのかを考察しています。
1 聖地の歴史
・化石人類から円空へと続くゲニウス・ロキの表象
・自然聖地としての洞窟から人工聖地の巨石文化へ
2 コラム
・聖地を活かした町興し
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【聖地学講座第4回】
魔術的志向とフラクタル理論などのコンピュータサイエンスとの共通性について、さらに、シャーマンの資質と感性について考察しています。
1 聖地とシャーマン
・魔術的思考と先端科学
・聖地を感じるシャーマンの資質
2 コラム
・金峯山寺友の会
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【聖地学講座第5回】
聖地や精神世界を司るシャーマンの役割を考察し、さらに、ネイティヴアメリカン、アボリジニ、日本のシャーマンの例から、シャーマニズムの本質や効果について考察しています。
1 聖地とシャーマン その2
2 コラム 空飛ぶうつろ舟
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【聖地学講座第6回】
聖地とシャーマンの関係を掘り下げる三回目のテーマは、奈良時代に「土地鎮め」のエキスパートとして活躍した泰澄。さらに泰澄から連なるシャーマンの系譜を追ってみました。
1 聖地とシャーマン その3
「泰澄とその系譜」
・「土地鎮め」の痕跡
・十一面観音と神仏習合
・泰澄の系譜
2 コラム 夏風邪をひきました
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【聖地学講座第7回】
地質調査を仕事とする人は、昔から活断層上に神社仏閣が並んでいることに気づいていました。そんな話を糸口に、活断層や地磁気の異常などが人間に影響を及ぼし、聖地の成立に繋がるエピソードを紹介しています。
1 磁場、活断層と聖地
・活断層に沿って並ぶ温泉
・磁気異常
2 コラム 駒ヶ根の火祭り
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【聖地学講座第8回】
第2回では、この世とあの世を結ぶ場所として地下世界へ向かう道を紹介しましたが、今回は、神と人とを結ぶ「装置」として太古から考えられてきた「柱」を中心に、そこに、人々のどんな思いが込められてきたのかを考察しています。
1 この世とあの世を結ぶ場所
「柱に秘められた意味」
・巨岩と黄泉の国
・標山と神社
・柱を中心にした儀式
・柱から見た天津神と国津神の違い
2 コラム 死が身近にある??
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【聖地学講座第9回】
ギルガメッシュ叙事詩と日本神話に共通する冥界のイメージから、冥界の使者としての「蛇」の役割、さらに蛇を祀る聖地の共通性を考察しています。
1 この世とあの世を結ぶ場所 2
「蛇の信仰」
・ギルガメシュ叙事詩に現れる冥界への入り口
・あの世とこの世を結ぶ「蛇」
・蛇を祀る聖地
2 コラム ダウジングで発見された温泉
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【聖地学講座第10回】
私が体験した冥界との遭遇とも言えるような夢の話から、日本人の死生観である「山中他界」や「三途の川」ののイメージの源泉を考察しています。
1 この世とあの世を結ぶ場所 3
「身近にある冥界への入口」
・祖母の夢
・日本人の死生観
・異界へと通じる寺社
2 コラム
「神道とイスラム--偶像崇拝否定の二つの方向」
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【聖地学講座第11回】
大化の改新の立役者である中臣鎌足は鹿島神宮の神官に連なると伝えられながら、なぜ地元ではあまり語られないのか? そんな疑問から出発して、大きな政治変動があった飛鳥から奈良の時代を考察すると、日本神話に秘められた意図が見えてきました。
1 伊勢神宮・天照大御神とは何か
・天照大御神は祟り神
・天照大御神は持統天皇?
・藤原=中臣の素性
2 コラム
「百聞は一見にしかず」
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【聖地学講座第12回】
キリストはクリスマスの生まれではない。バチカンも認める事実であるのに、なぜそういう勘違いが起こったのか。
そして、本来のクリスマス=冬至祭に秘められたものを西欧だけでなく日本の例も挙げながら考察しています。
1 冬至と太陽信仰
・キリストは本当にクリスマスに生まれたのか?
・ユール(北欧の冬至祭)に見られる太陽信仰
・朔旦冬至と星供(星まつり)
2 コラム
「まもなく人類は滅ぶ? マヤ暦について」
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【聖地学講座第13回】
2013年のスタート号では、今年の私の聖地探訪の予定やテーマを紹介するとともに、アメリカの人気テレビシリーズ『LOST』に見られる聖地の特性について紹介しています。
1 2013年のテーマなど
・チベット仏教の聖地ラダックへ
・明日香に呼ばれる
・TVシリーズ『LOST』の聖地
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【聖地学講座第14回】
「聖地に呼ばれる」としか形容しようのない私の個人的体験を発端に、ミルチャ・エリアーデの『聖なる空間と時間』の概念、土地と人との照応(コレスポンデンス)について解説しています。
1 聖地に呼ばれるために
・聖なる空間の発見
・啓示
・人体と大地の照応
2 コラム「縄文クラブ」
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【聖地学講座第15回】
これまでとは少々趣を変えて、私が実際に行なっている「レイラインハンティング」という聖地探索の方法論を解説しています。前編の今回は、文献資料、デジタルマップ、測量計算プログラムなどを使ったシミュレーション方法の紹介です。
1 聖地の見つけ方 その1
・聖地を見つけるためのツール
・シミュレーション
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【聖地学講座第16回】
前回のシミュレーション編に続き、今回は実践編です。明日香の調査をモデルに、GPSの使用法、さらに調査をフィードバックして検証する方法を紹介しています。
1 聖地の見つけ方 その2 「明日香フィールドワーク」
・王家の谷
・石舞台と酒船石
・明日香・吉野レイライン
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【聖地学講座第17回】
毎年3月2日に行われる「若狭・お水送り」の儀式に参加して今年で8年目。奈良東大寺へ聖なる水「ご香水」を送るこの不思議な祭りの秘められた意味を紹介しています。さらに、若狭に伝わる「不老不死伝説」にまつわる場所を巡るツアーにも触れています。
1 若狭お水送りと不老不死伝説再考
・お水送りという儀式
・お水送り・お水取りにまつわる人物
2 コラム「神無月は醸成月」
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【聖地学講座第18回】
大地の力が噴出する造山活動が盛んな伊豆半島には、独特の信仰とそれに因んだ聖地があります。今回は、地質学的データ、とくに活断層や重力と磁気の異常などの精密データを使って、伊豆半島の聖地の特色を分析しています。
1 伊豆東海岸フィールドワーク その1
・伊豆の国焼神話
・地質学的側面
・八幡宮来宮神社
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レイラインハンター内田一成の「聖地学講座」
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