先週後半は高松に滞在して、高松に本拠を置くGofieldの主催で、 レイライントークライブとツリーイングのワークショップを行った。
「レイライン」のほうは、 このところ急に関心を持つ人が増えてきたのか、初対面の人がぼくが運営するサイトを知っていたり、 メーリングリストの登録者が徐々に増えていったり、去年の末に行ったトークライブは毎回満員だったりと、自分でも、 「どうしてこんなマイナーな話が受けるのだろう」と不思議な気がしている。
高松でのライブも、会場のキャパシティが限られているということもあって、内輪で声を掛けただけなのにたちまち満員となった。
ツリーイングのほうは、これから様々なアクティビティを展開していこうと考えているGofield社長の森田さんが音頭をとって、 こちらも内輪での開催となっが、関心が高く、次回の問い合わせや他の場所での開催の問い合わせが来ている。
レイラインとは、風水やピラミッドなどにも通じる聖地を結ぶ太古に築かれたライン(明確なラインが大地に記されているのではなくて、 関連する聖地を地図上で結ぶと秘められたラインが現れてくる)で、これは、 太古の人たちが大地に秘められた様々な力を顕在化するために聖地を築き、それをネットワーク化したものなのだろうと思っている。
登山をはじめとして様々なアウトドアアクティビティを楽しむ中で、土地によって受ける印象が違うことを感じ、 その違いはどこから生じるのだろうという疑問が、ぼくをレイラインに結び付けていったのだが、今度は、レイラインハンティングを通じて、 「地球を感じること」、「地球と対話すること」の重要性が、自分の中ではっきりと自覚できるようになった。
そして、ひょんなきっかけで出会ったツリーイングでも、大地に根ざした生き物である木に触れ、身を委ねることで、 木を通じて大地=地球の息吹を感じられることを知り、病みつきになった。
「地球を感じる」という意味で、レイラインハンティングとツリーイングはぼくにとってほとんど同じものであり、 ぼくがこの二つのアクティビティを通して感じることを伝えたいというのが、今回の二つのイベントの趣旨だった。
レイライントークライブでは、たどたどしいぼくの話でも、様々な事例の面白さがみんなを引きつけ、自分が住むこの地球、 この日本という土地に、まだまだ知らないことがたくさんあるということを知ってもらうことができた。
ツリーイングのほうも、ごくごく簡単なクライミングの方法を伝えただけで、後はみんな各自の思いで木にぶら下がり、 そのしなり方や木肌の感触に新鮮な気分を味わってもらうことでがきた。
どちらのイベントも30代から40代の人たちが中心で、社会的にそれなりのポジションやキャリアを持っている人たちが、 子供のように目をキラキラさせて画面を眺めたり、質問をしてくれたり、そして夢中で木に取りついたり……好奇心というのは、 人を幸せにするものなんだなぁと、自分も自分が「地球を感じる」ための何かを確かに人に伝えられたという喜びを感じながら、 しみじみと思った。
今年は、たんにメディアを通じて情報を流すだけでなく、こうした人と直に交流するイベントをたくさん開催していきたいと思う。
**レイライントークライブは、高松市中心部にあるイベントスペース"JAM"で開催。 キャパシティ一杯のお客さんが訪れてくれた**
**ツリーイングイベントは、高松市郊外にある"どんぐりランド"で開催。 ビジターセンター内の梁を使ってレクチャーの後、屋外で実体験。この冬最大の寒波が押し寄せて、雪交じりの寒風が吹きすさぶ中、 気持ちよく汗をかいて、丸一日、いい大人たちが歓声を上げてはしゃいだ**
■「レイライントークライブ」、「ツリーイングワークショップ」ともに、 開催等のお問い合わせを受け付けています■
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