20年後の自分を想像してみる。
果たして自分は生きているんだろうか? かなり怪しい。多分、この世にはいないと思う。そもそも、55歳の今が代々の男親の中で最高齢なのだから。
死後も魂があるのだとしたら、20年後にこの世を見渡し、さらに過去を振り返ってどんな風に思うだろう?
「そういえば、20年前のあの夜明け前のとき、20年後の自分を想像したんだっけなあ。あのときから、彼岸に行った未来の自分が今の自分を見たらどう思うだろうなと意識しながら生きるようになったんだな」なんて思っているかもしれない。
考えてみれば、今や過去に囚われて生きる必要なんてないのかしれない。
未来の自分が過去の自分を振り返っていると思って今を生きれば、生き方そのものが変わるんじゃないだろうか?
「あのとき、ああしていれば、今はこうなっていただろうに」と未來の自分が今の自分の行動を反省すると想像すれば、『後悔の先取り』ができて、行動を改めるかもしれないし。
しかしなにより、未来から今を見るという視点がもっとも必要なのは、政治においてだろう。
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