Casa BRUTUSの最新号"世界遺産の旅"が気になって書店へ行くと、シンプルな表紙の雑誌が……。
手に取ってめくってみると、看板であったはずのヌードは、「一応、これがないとPLAYBOYじゃなくなってしまうからね」 といった言い訳程度に入っているだけで、全編読み応えのある内容で、思わずこちらも購入してしまった。
PLAYBOYは元々硬派な内容もかなり盛り込んでいたけれど、表紙はあくまでも『男性誌』であることを主張していたはずだが…… いつからオピニオン誌的なシンプルな表紙になっていたのだろう?
まだ拾い読みしただけだが、特集の掘り下げ方はしっかりしているし、 連載もけっこう充実しているし(佐藤優の連載がすでに15回を数えていた)などもあって、これなら定期購読しても良さそうな内容だ。
今の棲に越してきてから、ジャズのCDを詰め込んだ箱をまだ開いてもいなかったが、この特集を読んで、さっそくひっくり返して、 TIMEDOMAINで聴きはじめた。
本命だったCasaのほうもなかなかの内容。とくに、この10数年、巨石にまつわる遺物を自分でも追いかけてきたので、 世界中の巨石の聖地と光が織りなす光景は圧巻だった。
来年からは、田舎に拠点を移すつもりだが、じつは、そこで「晴耕雨読」のカントリーライフをするつもりはない。 アウトドアフィールドが間近にある環境で、より掘り下げたアウトドア関連の仕事をすると同時に、精力的に海外にも出掛けていって、 気になる聖地を片っ端から巡ろうと思っている。
以前、このコラムで「土地に呼ばれるということ」 というエントリーを書いたが、世界中の聖地の写真を見ていると、その土地に呼ばれているという気がしてならないのだ。
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