GARMINの最新型GPS"Colorado300"の日本版の実機が届き、テストしている。
これは、ハンディGPSとしてMAP60シリーズの後継に位置づけられるもので、画面は一回り大きくなって視認性が高まり、 筐体は一回りコンパクトになっている。ちょうど、小型GPSの定番eTrexしりーずとMAP60シリーズの中間サイズ。
Coloradoは上部にあるロックンローラーホイールを回してメニュー操作する形となっていて、片手で楽に操作できる。
今回はMTBに汎用のRAMマウントで装着してみたが、筐体はやや大きく感じるものの、大画面の恩恵は大きい。 まだバイクのほうでは装着してみていないが、バイクならこの大きさも違和感なく使用できそうだ。
GPS信号の受信感度やレスポンスはMAP60シリーズの最新モデルCSxやバイクナビのzumo550と同じ。 クルマやバイクのオンボード用として使うには、外部電源を使用する形がポピュラーだと思うが、その際は、 バッテリーの消耗を気にすることなく、バックライトを常時オンにして、より視認性を高めて使うことができる。
バッテリーでの使用は、最大で10時間程度使えるというカタログデータがある(今、実際にデータを取っている最中だ)。これは、 MAP60シリーズの20時間に比べると劣っている。例えば、一泊以上の山行やトレッキングなどに使おうとすると、 予備電池を用意する必要がある。もっとも、ぼくを含めて、大多数のユーザーの使い方は、通常はバイクやクルマに装着していて、 降りて散策時などにマンナビとして使うというケースがほとんどだろうから、バッテリーの持ちは合格点といえるだろう。
バイクナビのzumo550はリチウムイオンバッテリーで実用5時間程度の使用ができるが、これは筐体も大きく重いので、 マンナビ用としてはあまり実用的ではない。
そう考えると、Colorado300は、汎用性も高く、一般的なバイクツーリングにはベストな一台といえるだろう。
**ちょうど手に馴染みやすい曲線を描くフォルムは、 ハンディ機としてとても使いやすい**
**ロックンローラーホイールは、 ワンハンドオペレーションが容易で、インターフェースも直感的で使いやすい**
**これは自転車用のアタッチメントを付けたRAMマウント。 バイクで使用するには、Uボルトマウントを使用する。自転車では、標準のサイクルマウントを使ったほうがコンパクトになり、 ステムにも固定できるので使いやすそうだ**
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