オゾンホールの影響で、アウトドアでは危険なほどの紫外線を浴びる南半球では、あまり肌を露出しないことと、 適切なアイウェアを身につけることが当たり前になっている。
ニュージーランドでシーカヤックガイドをしている友人によると、欧米人は、アウトドアアクティビティを楽しむ際に、 目を保護するサングラスの着用が、子供も含めてほぼ100%なのに対して、アジア人、とくに日本人は非常に着用率が低いという。
雪山では、「雪目」といって、裸眼で強烈な紫外線に晒されて、一時的な視力低下と激痛に見舞われることがある。 海で一日紫外線に晒されても、同じような症状に見舞われることがある。
本来は、人間は環境に適応してきたわけだから、環境のほうに変化がなければ、特別にサングラスを着用しなくても、 そんな症状は起こさないはずなのだが……。
ぼくがこの数年愛用しているのは、アメリカのガラスメーカーとして有名なコーニング社が自社ブランドとして発売している 「セレンゲッティ」のサングラスだ。
多彩なラインナップの中で、ポリカーボネイト製の偏光レンズを採用した"POLAMAX"というモデルを使っている。 夏場や冬のフィールドではスモークレンズのものを、比較的日差しが弱い時期にはブラウンのレンズのものをと使い分けている。
このサングラスは、非常に軽く、長時間着用していても疲れないのがいい。さらに、 最近のスポーツグラスに見られるラウンドシェイプを採用していて、レンズは小振りながら、広く視界を覆うので、 映り込みもないゴーグル感覚の自然な世界が見られるのがいい。
その名にあるように、偏光レンズなので、雪や海面のギラつきを押さえると同時に、クルマのガラスの乱反射も防ぐので、 ドライビング時にも重宝している。
今、もっともお薦めのアイウェアの一つだ。
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