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2007/09/27 カテゴリー: 01.アウトドアライフ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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2007/09/26 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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世界的に「刃物の街」として有名な岐阜県関市で、第40回となる刃物祭りが、10月6日、7日の両日開催される。
刀鍛冶の伝統を生かして生産される刃物は、キャンピング、ハンティングナイフから鉈や小刀まで多種多様。 海外有名メーカーの委託生産も行っていて、刃物祭りでは、思わぬ掘り出し物にも出会えたりする。
今年は、ぼくも覗いてみるつもりだ。
詳細はオフィシャルサイトで
http://www.seki-japan.com/
2007/09/22 カテゴリー: 02.ライフスタイル, 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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「自然が子供たちを成長させる」をモットーに、様々な子供や家族向けアウトドアイベントを手掛けるコールマンが、登山家、 戸高雅史氏が主催する「野外学校 FOS」の「野外学校 Feel Our Soul 秋の冒険キャンプ」 に小学生(高学年対象)を15人招待する。
山梨県忍野村の入会の森キャンプ場で、一泊二日のテント泊キャンプを行いながら、ベース作り、森の探検、登山、 野外パーティなどのメニューをこなす。
プログラムの最後には、子供たち一人ひとりが、体験を通して感じたことや学んだことを発表する「ふりかえり」の場も用意される。
応募締め切りは10月1日。
**申し込み者の中から抽選で50名には、 キッズ用デイパック"MINI Ⅱ"をプレゼント
【詳細・申し込み】
野外学校FOSホームページ http://www.feel-our-soul.com/
2007/09/20 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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カヤノ平の巨木の森からそのまま高度を上げていくと、開けた草原の峠に出る。ここは拓かれた牧場になっていて、 その傍らの白樺林の中がキャンプサイトとなっている。
今宵は、ここで一泊。
受付で手続きをしてから、ビジターセンターを覗いてみる。すると、 フロアの奥で一心不乱に顕微鏡を覗くインタープリターの男性の横に、獲れたてのキノコが並んでいる。
「もうこんなに生えているんですか?」
「えぇ、このあたりでは、9月に入れば、キノコの本格シーズンなんですよ」
舞茸やナメタケ、シメジといった見慣れたものから、はじめて見る珍しい種類まで、広げた新聞紙に整然と並べられて、 ネームタグが付けられている。
その中に、「ドクツルタケ」と名前の書かれた菌を見つけた。タマゴタケという美味しいキノコがあるが、傘を閉じた状態だと、 それに良く似ていて間違いやすい。
このドクツルタケは、毒キノコのなかでももっとも恐ろしいものの一つで、一本食べただけで、助からない。 コレラに似た激しい嘔吐と下痢の後で、肝臓や腎臓がスポンジ状に破壊されてしまう。欧米では「死の天使」と呼ばれていることからも、 こいつの恐ろしさが知れる。
「キノコは、同定するのが難しいんですよね。私もこうやって顕微鏡を使ってますけど、それでも、 地域の環境の差によって形が変わったりして難しい」
「毒キノコほど、美味しそうに見えますしね」
「そう、美味しい食用キノコにとてもよく似ていたりするんです」
アイヌは、キノコや山菜の毒性を試験するために、毒見したいものの切片を笹の葉に包んで、舌の裏側に入れ、 舌の痺れ具合で計ったという。
そんなことを言うと、かのインタープリター氏は、試してみたい誘惑に駆られたようで、ドクツルタケを真剣に眺めはじめた……ぼくも、 若干、心が動かないではなかったが(笑)。
これから、地方に行くと、沿道で地物のキノコを売っている屋台をよく見かけるようになる。 そんなところで買ったキノコで中毒を起こしたというニュースが時々流れるが、それが凄惨な結果を招いていることまでは報道されない。
ドクツルタケは内臓が侵されて、のた打ち回った末に死に至り、ドクササゴは、滅多に死に至ることはないものの、手足の末端が腫れて、 針を突き刺されるような激烈な痛みが一ヶ月以上も続くという。他にも、その症状が、「地獄」としか表現できない菌がたくさんある。
沿道の獲れたてキノコを買うなら、自分でも良く知っている種類のものにするのが無難だ。
珍しいキノコを見つけて、思わずキノコ談義になってしまったが、そのインタープリター氏も17時の定時で山を降り、 その後は広い草原に独りきりになった。
日が暮れると、草原を薄い霧が覆った。
テントは白樺林の外れに一本だけあったブナの木の袂に張ったが、夜の間、まるで小雨が降り続いているかのように、 木の枝から水滴が滴り落ちていた。
ブナの林は、森の貯水池と形容されるが、うっすらと掛かったガスを、その可愛らしい形の葉で捕らえ、 葉脈に沿って雫となった水を枝へ導き、それを根回りへと滴らす。それが、やわらかい土に染み込み、しっかりと張った根から吸い上げられる。
ブナの幹に耳を当てると、根が水を吸い上げる音が聴こえるが、そうして、空中を漂っている水分をたくみに集めて、 太い幹と枝に行き渡らせて蓄えるわけだ。もちろん、森に降り注いだ雨も、ブナの巨大な貯水力によって、膨大な量が蓄えられる。
ブナの森にいると、不思議に気分も落ち着くのは、そこに漲る潤いのせいなのかもしれない。
夜半、急に冷え込んできたので表に出てみると、ガスはいつの間にか晴れて、天の川もくっきりと見える満天の星空が広がっていた。
キャンプサイト脇のパーキングに仰向けに寝転んで空を見上げると、まるで天空がそのまま降ってくるような感覚に囚われる。 この時期にこんな天の川を見たのなんて、たぶん30年振りくらいだろう。
翌朝は、夜明けの寸前に目が覚めた。
草原には、低層に圧縮されたガスが漂い、ポツンポツンと立つブナが、まさに巨人のように見えた。そこに、 後光のように朝日が差し込んで、それは、とてもこの世の風景には思えなかった。
**カヤノ平を彩る山の幸。左下の白い優美な形の菌が、「死の天使」 ドクツルタケ**
**キャンプサイトの朝。たなびく霧の中にブナの立つ幻想的な風景。朝食を済ませ、 そのまま奥志賀林道を北へ、野沢を見下ろす峠は、すっかり秋の装いだった**
2007/09/17 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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**「一つのライフスタイルとしてのアウトドア」を提唱するコールマンは、 各地でキャンプイベントを積極的に展開している。エントランスには、その模様が紹介されていた。 アウトドアで真剣に遊ぶ子供たち、そして大人の表情も、みんな底抜けに明るい!!**
今の時期、アウトドアメーカーやディストリビューター各社は、2008年春からのラインナップを発表する。先日は、 23社が集まる合同展示会にお邪魔したが、今回は、コールマン・ジャパンの展示会を覗いてきた。
近年、コールマンは、アウトドアを単なるレジャーではなく、新しいライフスタイルの一つとして位置づけて、 生活の中に自然と接することを取り入れることで、自然から様々なことを学ぶと同時に、自然保護の感性を培っていこうと提唱している。
そのために、ビギナーを中心に積極的にキャンプ体験イベントを展開し、自然と親しむことの素晴らしさを伝えている。 会場のエントランスには、そんなキーコンセプトを端的に伝えるキャンプイベントの模様が、"Let's Go Outside!!"というタイトルの元にまとめられていた。
子供たちはもちろん、大人も、自然の中で満面の笑顔で遊んでいる姿は、「やはり、人間は、自然と切り離されてはいけないんだな」 ということを痛感させられる。
昨年10月の展示会では、 エントランスにコールマンの象徴ともいえるランタンを並べ、また、ランタンをモチーフにしたアート展を展開するなど、 コールマンがアウトドアを「文化」としてとらえていることをアピールしていた。
フロンティア開拓時代のアメリカでは、アウトドアライフというのは、当たり前の生活様式だった。そこに発祥したコールマンは、 まさにアウトドアライフの創始に携わったメーカーともいえる。
そして、大自然と常に対峙し、調和して生きることがアウトドアライフとなった今のアメリカでも、 まさにそれを象徴するメーカーとして、コールマンは愛されている。
日本でのアウトドアライフというと、戦後の登山ブームから始まって、70年代後半のヘビーデューティブーム、 80年代から90年代にかけてのオートはキャンプブームが上げられるが、それはいずれも一過性のムーヴメントで、「レジャー」 の範疇を出なかった。
21世紀に入り、価値観が多様化する中で、再び、自然を感じることの大切さが実感されるようになると、「アウトドアライフ」 というものが具体性を帯びてくる。
そこで、コールマンは、まさにアウトドアライフを体現するメーカーとして、自社のプロダクツを売るだけではなく、 アウトドアライフという文化を伝えることに重点を置いて、様々なイベントやキャンプ場とのコラボレーションを打ち出している。
そんなイベントやコールマンがプロデュースするフィールドなども、これから機会を作って紹介していきたい。
今回の展示会のほうは、昨年が新作目白押しだったのに対して、どちらかといえば「熟成」のほうに重点が置かれていた。
昨年、とても面白いコンセプトと注目した焚き火台は、今回はさらに進化して、より軽量コンパクトなものになって、さらには、 ケースを開くとそのままバーベキューテーブルになるような派生的商品も展示されていた。
そして、今回もっとも注目を引いたのは、 ガソリンストーブやランタンの燃料として使われるホワイトガソリンをエココンシャスな製品として改良したコールマン独自のホワイトガソリン 「エコ・コールマン」だった。
ホワイトガソリンに含まれるキシレンやトルエンといった有害物質を除去して、さらに燃焼効率を高めて、消費量をおさえたもの。 元々普通のガソリンに比べて、添加物もなく、有害な排気物が少ないものだし、そもそも燃料用としては消費量の多いものではないから、 あまり目が届かないのに、あえて、ここまでエココンシャスなものにこだわったというのは、コールマンが企業ミッションとして、 未来の地球環境に真剣にこだわっていることの証左だろう。
ちなみに、電池式のランタンにも力を入れていたが、それもやはりエココンシャスの観点から力が入れられいてる。 電池式で蛍光灯というと、どうしてもアウトドアでは、その青白い冷たい光が雰囲気を削ぐものととらえられがちだが、 それを暖かで柔らかい光のガソリン式ランタンに近づける工夫なども紹介されていた。
**アウトドアに居ることが、特別なことではなく、日常の一部である生活。 そんなライフスタイルを実現するためのプロダクツを提案している。また、子供たちがアウトドアに親しみやすくなるようにと、 馴染み深いキャラクターとのコラボレーションなども積極的に展開している**
**コールマンオリジナルの人と環境に優しいホワイトガソリン「エコ・コールマン」。こうした商品は、 コストが多少高くても、積極的に選んで使いたいものだ**
2007/09/16 カテゴリー: 12.グッズ、ギア | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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先週、台風9号が関東に上陸して本州を縦断していったその翌日、信州の木島平村にあるカヤノ平まで出かけた。
多摩川が危うく決壊というところまで増水し、西湘バイパスは道が崩壊していまだに復旧せず、高速も軒並み通行止めと、 各地で大きな被害をもたらした台風の直後で、途中の道が通行止めになっていることも予想したが、 信州の北部のほうは台風の目の北側に位置していたため、雨も風もさほどひどくはなく、山道を辿っても、木の梢すら落ちていなかった。
カヤノ平は、長野市の北東、志賀高原と野沢温泉のちょうど中間点に位置する高原で、標高1400mあまり、秘境秋山郷にも近く、 首都圏からはアプローチも長く、あまり観光客も入らない静かな高原。
この場所は、ぼくにとっては「エスケープ」の場所で、たまに、一人で静かに過ごしたいときに出かけていく。
長野道の信州中野ICを降りて、国道403号を北上、渋湯田中温泉への道を東に分けて、そのまましばらく進み、 県道から道標にしたがって清水平林道に入る。
つづら折れの林道を30分ほど、どんどん高度を上げていくと、ブナの巨木が迎えてくれる。その名も「大ブナ郷土の森」 と呼ばれるこの森は、日本一のブナ林とも称されている。
林道横に、森への入り口があり、そこから一歩踏み込むと、 まるで巨人の森の衛兵のような三叉に幹が分かれて天に伸び上がる大ブナが待ち受けている。
その大ブナのたもとには小さな社があって、お神酒が捧げられている。この「森の主」のような大ブナに挨拶して、森の中へ。
ちょうど霧がかかって幻想的な雰囲気の森は、他に人もおらず、 本来は人が立ち入ることのできない妖精たちの世界に迷い込んでしまったような錯覚を起こす。
この森の中には歩きやすいトレースがあって、ゆっくりと歩いて一時間あまり、様々な表情の巨木と対面することができる。
静謐な巨木の森は、都会で溜め込んだストレスをすっきりと吸い出してくれる。
2007/09/13 カテゴリー: 01.アウトドアライフ, 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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カヤノ平のブナの森では、様々なキノコが。
キノコは、秋を代表する味覚だけれど、毒キノコには細心の注意を!
写真は猛毒のドクツルタケ。
2007/09/10 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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信州木島平村のカヤノ平に来ています。
ここは、ブナの巨木の森が有名。
林立する巨木に囲まれていると、濃厚な森の精気を感じる。
2007/09/09 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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2008年ものアウトドア用品合同展示会へ。
斬新な機能を持ったクロージングで定評のファイントラックをはじめ、イワタニプリムスなどのメーカーやインポーターが一同に会した展示会を覗いてきた。
面白い商品の紹介は後ほど。
2007/09/07 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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少し前のエントリーで、自分のことを「ノマド」なんて書いたけれど、考えてみれば、そんなにカッコイイものではないなと気づいて、 後から恥ずかしくなってしまった。
つい二三日前に山頭火の代表句が思い出せなくて、wikiで調べたのだが、そこには山頭火の生い立ちも詳しく記してあった。
元は裕福な造り酒屋の倅だったが、家が没落したことや、妻子を捨てて出奔したことは知っていたが、wikiには、山頭火が 「やるせない生涯」を送ることになった原因とも思える記述があった。
山頭火の母親は、彼が幼い時に自殺した。そして、自分は大学生のときに神経衰弱を患い中退。その後、造り酒屋だった実家が破産し、 父と弟も自殺してしまう。
山頭火はいったん妻の郷里の熊本で再出発を図ろうとするものの失敗し、妻子を捨てて東京へ。その東京で、関東大震災に焼け出され、 再び妻の元へ。
その後、また神経衰弱に陥ったところを熊本の寺の住職に救われて寺男となり、漂泊の旅に……そして、最後は松山で客死する。
山頭火の句には、もともと強く魅かれるものがあったが、そんな生涯を知ると、生き方が下手で、 なんとか這い上がろうと努力はするものの、結局、自分の弱さに負けてしまう姿が、自分にもぴったり当てはまるようで、「同類」 としての匂いを感じ取っていたのかもしれないと思わされた。
妙に魅かれる人物がもう一人いる。それは、円空。
学生時代、一人で日本一周のツーリングをしているときに、たまたま円空仏に出会い、衝撃を受けた。いろいろな仏像があるが、 円空仏ほどシンプルなものはないだろう。多くが、生木に鉈の一刀彫りで、大胆に傷をつけたようなものだが、ぼくは、円空仏には、 他の仏にはない強烈な魂が宿っているように見えた。
その後、国内を旅していて、「円空」の名を見つけると、立ち寄って、仏と対面せずにいられなくなった。
自分がどうして円空仏に魅かれるのか? それも、やはり仏に刻まれた円空という人の孤独や苦悩、それとの格闘が、 自分が抱えているものと同類だったからではないかと、今になって思う。
ノマドというのは、自分の意志で孤独を求め、孤高であるがゆえの自由を求める人間だろう。ぼくは、そんな高級な人間ではない。 孤高を求めはするものの、孤独であることの寂しさには耐えられない。いかにも中途半端な人間だ。
孤独に苛まれながらも、山頭火には「句」があった。円空は、生涯に12万体もの仏を刻み続けることで、それを昇華した。ぼくには、 いったい何があるだろう? また昔のように、ひたすら山に登ればいいのだろうか……。
2007/09/06 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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**9月3日に刊行された「まっぷる選書」の三冊。それぞれ、 普通のガイドブックには記載されない面白いエピソード満載で、 すぐにでもその場所に出かけたくなってしまう**
9月3日に刊行された「まっぷる選書」その第一弾ともなる三冊がとても面白い。
誰でもよく知っている観光地に秘められた悲惨な過去や逸話、日本全国で見られる珍しい自然現象、そして、 自然災害や戦災などで失われてしまった全国の都市や城の遺構。それらを実地に旅した歯切れのいいレポートが掲載されている。
東京都民のオアシスともいえる奥多摩の「おいらん淵」は、戦国時代に武田家が金山開発をしたところで、 そこで働く工夫を癒すために連れてこられた花魁たちが、秘密を守るために淵に渡された宴席ごと落とされたことでその名がついた。
北海道の原始の自然の象徴でもある野付半島には、じつはかつて漁師の集まる街があって、娼館が並んでいた。
一夜にして山崩れで埋まってしまった帰雲(かえりくも)城の黄金伝説。津波に飲まれた日本のポンペイ、「瓜生島」。
さらに蜃気楼が現れる原理や面白い虹、低緯度地帯で見られるオーロラ等々。
開いてみると、次から次へと面白いエピソードが出てきて飽きさせない。
普通のガイドブックには載せられていない、そんなエピソード満載のこのシリーズは、読み物としても面白いが、こいつを持って、 取材陣と同じようにその現場を訪ねてみたいという気にさせる。
私事になるが、ぼくはもう10年以上前から、聖地が直線上に連なったり、大地の上に星空を象るように聖地が配置される「レイライン」 というものを追っている。
GPSを片手に、聖地どうしの位置関係や聖地の中に配置された文物の位置関係を検証していくと、じつに興味深いものが見えてくる。
そのレイラインを検証するツアーなども行っているのだが、毎回、何人もの人が参加してくれる。
そろそろ、お仕着せの観光旅行も飽きて、自分なりのテーマを決めて旅をして、 その土地に秘められた様々なものを感じ取ってみたいと思う人が着実に増えている。
そんな人には、まさに打ってつけのシリーズだろう。
2007/09/05 カテゴリー: 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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先日、以前から気になっていた「インカ・マヤ・アステカ」展を覗いてきた。
アンデスの山やパタゴニアの平原に昔から憧れがあって、 いつかアウトドアフィールドとしての面白さをじっくりと開拓したいという思いと、その中南米の土地に息づいたインカ、マヤ、アステカ、 さらにはそれら以前の「源文明」ともいえるオルメカにも興味があった。
密林を開拓して大規模な都市国家を作ったり、4000mに迫る高地に都市を築き、そこへ向かって「インカ道」 と呼ばれる街道を開拓し、さらに自然のリズムを知るために、大規模なピラミッドを建て、そして、独特な「生け贄文化」を形作った……。
どうして、こんな山奥の地に文明が花開いたのか、そして、彼らはどんな暮らしをしていたのか、そんなことを想像しつつ、 ぼくがライフワークとして続けている「レイラインハンティング」の観点から見れば、 ナスカの地上絵とこれら文明の関係なども興味をひかれる部分だ。
今回の展示会は、今まで海外には搬出されなかった大型の石碑やミイラなどもあって、 その精緻な造形や想像力溢れるモチーフに釘付けとなってしまった。
サイクリングナビゲーターの丹羽さんがつい先日ペルーを訪ねて、マチュピチュ探訪のレポートなども載せられていたが、 そのときも南米探訪の気持ちを掻き立てられたが、今回はさらにその気持ちが強烈になった。
むこうが秋になる、4月くらいにでも訪ねてみようかと思う。
2007/09/03 カテゴリー: 06.ツーリズム | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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**今のところの最有力候補「グレゴリー・バルトロパック」**
もう10年以上も使ってきて、あちこちの傷みが目立ちはじめたバックパックの後継を探している。都内のアウトドアショップを巡って、 実際に背負ってみたり、友人たちの意見を聞いたり……。
何しろ、長時間担いで歩くものだから、体にフィットして、なるべく疲れないものでなくてはいけない。さらに、 ポケットやアクセサリー類も、自分の用途に合った使いやすいものでないと、必要なときに必要なモノが瞬時に取り出せずストレスになったり、 そのせいで危険な目に遭うこともある。
といったわけで、慎重に選んでいるところだが、ようやく3種類に絞り込むところまできた。
まず、第一候補は"Gregory Baltolo pac(グレゴリー・バルトロパック)"。インターナルフレームを湾曲させて、 背中とパックのパットとの間に隙間を設けて、通気を確保するジェットストリームシステムという構造で、大型ザックの中では、 とくに背中の蒸れが少なく、また柔軟なサスペンション構造を持っているので、大きなアクションでも追従性が良く、 安心していられると評判のザックだ。
ぼくが欲しい70Lサイズでは、確かに、試した中ではフィッティングがベストに思えた。
次の候補は"Osprey Crescent70(オスプレー・クレセント70)"。Ospreyはアタックザックを昨年から愛用していて、 そのフィット感やポケット類の使いやすさでは、とても自分のニーズに合っていて、使いやすく、仕様が似ているこのモデルなら、 間違いはなさそうだ。
そして、もう一つは、"Karrimor Tornado(カリマートルネード)"。他の二つが、 新しいアイデアをたくさん取り入れて、際だった特徴を出しているのに対して、「謹厳実直」ともいえるようなオーソドックスな造りで、 とにかく耐久性の高い造りになっている。
立体的なサスペンションシステムなどは持たない代わりに、パックのフォルムで体にフィットさせる構造だ。以前、 アタックザックはカリマーを愛用していて、これも好感を持っているメーカー。とくに、冬場の条件の悪いところなどでは信頼性が高くて、 安心感がある。
と、絞り込んで、最終的にどれにしようかと思っていたところへ、 なんと各社の2008年モデルが一気に試せる合同展示会開催の知らせが……。
**グレゴリーが採用する柔軟なインターナルフレームは、
体の動きに忠実に追従する**
**オスプレーのクレセントシリーズは、ウエストベルトを自分の腰回りの形に合わせて、
独自のシステムで熱処理することで形状記憶させるというハイテクが自慢**
**機能性の高さがそのままデザインの完成度となって見えるカリマー。
厚くとられたヒップベルトに大型ウエストバック並みの容量のコンパートメントが設けられていて、使いやすそうだ。アメリカ式に
「バックパック」と呼ばず「ラックサック」という呼称にこだわる点など、ジョンブルメーカーらしい**
■参考■
アウトドアベーシックテクニック「Step1
ベーシックグッズ」
2007/09/01 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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