来週から出かける、中国シルクロード取材では、現地の観光資源調査が主な目的だが、必要なデータを収集するために、 GPSを用意した。
もう10年近くの付き合いになる、GPSの老舗であるアメリカGARMIN社の日本代理店であり、 日本版GPSのプロデュースをしている「いいよねっと」の真鍋社長に相談すると、 60CSxとWORLDMAPの組み合わせがいいだろうとのこと。
60CSxというモデルはSiRIF STARIIIという新世代の受信回路を装備していて、非常に感度が高く、 ビルの谷間や樹林帯の中、谷間といった、従来のGPSレシーバーが苦手とした場所でも、 ほとんど衛星をロストすることなく高感度で受信し続ける。
今回は果てしなく開けた場所なので、受信状態に不安はないが、2週間で1万㎞以上もい移動するので、 ログをバックアップするのが面倒だし、不安だった。
その点、このモデルなら内蔵メモリの他、MICRO-SDカードにもログを自動的に保存してくれるので安心だ。
もともとGPSというツールは、日本の山のように登山道が整備され、 また山の形などからルートファインディングが比較的容易な地域で使用するのではなく、 北南米やアフリカなどの広大な砂漠やウイルダネスのような目標物が何もない場所で威力を発揮する。
その意味では、日本列島が四つも入ってしまうタクラマカン砂漠では、かなり有効だろう。
いずれ、GPSの活用法などを詳細にお伝えするつもりだが、今回は、戻ってきてから、GOOGLE EARTHとGPSログを組み合わせて、どんなことができるのかを紹介してみようと思っている。
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