昨日は池袋で行われたアウトドア用品の展示会へ。
finetrackもまた斬新な新製品をひっさげて乗り込んできていて、金山社長と新作のモノポールテントに籠もって、 しばし話し込む。アウター、インナー、ポールを合わせて1.8kg、これに余裕で4人が就寝できる(アウターだけなら5人)このテントは、 いきなり注文してしまいそうな素晴らしい出来で、すぐさまレポートをお届けしたいくらいだが、まだ最終調整前のプロトタイプで、 正式なリリースは少し先になるとのこと。いつものことながら、素材やフォルム、カッティング、パーツの組み合わせ等々、 興味を掻き立てられて、話し出したら止まらない。
「二人でそんなところに籠もって何してるんですか?」
と、訝られる始末(笑)
それにしても、金山さんの発想は斬新で、それを形にするバイタリティは凄い。 自分自身の現場の経験から必要だと思ったモノを徹底的にこだわって創る……だからこそ、創業からわずかにして、 ここまでアウトドアシーンで認められる存在になったともいえる。
今回の展示会で披露された製品のインプレッションは、またあとでゆっくり紹介するつもりだが、一点だけ、 特別に"お土産"としていただいたクロスを披露。
一見、ガーゼのような薄いクロス。これがじつは最新のナノファイバーを使ったもの。手触りが蓮の葉の表面を撫でたように、 微妙にザラザラというか毛足の短い極細の密集した毛が表面にあって、それがまとわりついてくるような感触がある。
これは、アウトドアタオルとしてリリース予定のもので、 一般的なポリエステル繊維の400分の一以下という細さの繊維で編み上げることで、表面積を飛躍的に増大させて、 普通のタオルの数十倍の保水力を持つ。
ナノファイバーが微細な汚れの粒子や油脂などを引っかけて吸着させるので、洗剤を使わなくても、汚れを落とすことができる。
このクロスをもらって帰り、試してみると、吸汗性が驚くほど高く、軽く拭うだけでサラサラになる。さらに、 白木の天板のデスクに染みこんだ万年筆の汚れ染みを試しに拭いてみると、モノの見事に落ちてしまった。
これは、アウトドアユースだけでなく、美容関係でも重宝されるだろうし、レンズ拭きなどにも良さそうだ。
finetrackの軽量で嵩張らず、 フィット感が高いウェアやギアを愛用するようになってから装備がまさにウルトラライトになったが、来シーズンでは、 それがさらに加速しそうだ。
>Moriさん
コメントありがとうございます。
finetrackは、創業時からおつきあいさせていただいていて、まず、「遊び手が創り手」というそのポリシーに惚れ込みました。
金山社長はじめ、スタッフのみんなもほんとにフィールドを愛しています。
これからの展望もいろいろ伺ってきましたが、ますます楽しみですよ!!
投稿情報: uchida | 2009/09/23 08:58
内田さんこんばんわ。
finetrackの製品は、特に、フィールドで悪条件になった時
そのパフォーマンスの高さを実感しています。
アルパインパンツを使用してから、フリーズラップと、徐々に
finetrack製品が増えてきています。
新商品のラインアップが楽しみですね。
投稿情報: Mori | 2009/09/15 21:48