昔の人は、悩み事や迷い事があると、人の行き交う辻に立って、自分の耳に飛び込んでくる言葉から行動を決めたり、心を決したという。
どうにも自分ひとりで判断がつかなかったり、考えが堂々巡りしてしまうことは誰にでもある。
今日は、一日、様々なことを考え続けていた。
あまりに様々なことを考えすぎ、悩みすぎて、とある忘年会へ向かう列車の中で、貧血を起こしてしまった。
ふらふらになって地下鉄の駅に降り、なんとか改札を出ると、そこで目の前を通り過ぎる人が、意外な一言を吐いた。
その一言で、悩みがすっきりした。
まさに「辻占」。
たまにこういうことがある。
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