このところ、コーヒーの自家焙煎をさぼっていたが、また復活して、『儀式』を楽しんでいる。
先日、久しぶりに焙煎したキューバの『クリスタルマウンテン』は、最初、タイミングを誤って深煎りにしてしまい、 せっかくの透明感のある味と香りを台無しにしてしまったけれど、再度やり直して、今度はシナモンローストで、 仄かに甘いテイストをじっくり楽しむことができた。
今日はコロンビアの『マラジコッペ』をミディアムローストに。この豆は特大で、均等に焙煎するのはなかなか難しい。 表面が焦げてしまったのはより分けて、ちょうどよくミディアムになった豆だけをより分けて、サイフォンでじっくり淹れた。
焙煎仕立ての豆は、湯を含むとシュウシュウと音を立てながら倍くらいの体積まで膨らんで、馥郁とした香りを立ち上らせる。
手間はかかるけれど、『儀式』は、気分を引き締めてくれる。
コメント