Gerald Curtis氏の講演を聴く。ジャズピアニストから一転、社会学を志し、 それが何故か日本の保守政治システムの専門家になり……。
じつに楽しいトークが進む。
そんな中、いちばん印象に残ったのは、「アメリカでは革命が進行しているんです」と、氏がもっとも強調した部分。
オバマ候補は500万ドル、クリントン候補は300万ドル、それぞれ、ネットを通じて、個人の少額寄付を三ヶ月あまりで集めた。 そこには、新しい社会システムであるネットを積極的に政治システムに取り込んでいくアメリカの先進性があると同時に、初の黒人候補、 初の女性候補に対する、アメリカ国民の熱い期待が表れている。
対する日本は、ネットを使った政治活動が禁止されている……。いずれ、近い将来に、 投票はネットからの直接民主制になろうという時代に。
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