先月から公私ともに新しいスタートを切ることになったが、不思議なことに以前から気になっていた人たちが、 時を同じくして転機を迎えている。
某所で宿のマネージャーをやっていたSさんから、ぼくが引越しをした日に久しぶりに連絡を頂いたのだが、故郷の福井にいたはずが、 北海道に移って、新しい生活をはじめるのだという。
長く二輪専門誌の編集者を務めたFさんも、古巣の出版社を辞めて、 しばらくはフリーランスで旅を楽しみながら好きな仕事だけするのだという。
そして、一昨日は、SEGAの頃からの付き合いのK氏が、自分で立ち上げて成長させた会社を離れて、 新しいスタートを切るとの連絡をくれて、久しぶりに会うことにした。
Kさんとは不思議な縁で、東本昌平氏の「きりん」を実写映画化するという目標を持っていて、微力ながら少しお手伝いしたのだが、 それはかなわず、巡り巡って、GOGGLE誌で一緒に企画や取材をしていたS君が、東本氏がプロデュースする月刊誌の編集長となり、 「きりん」をそこで復活させた。
さらには、Kさんはユアン・マクレガーとチャーリー・ ブアマンがバイクでヨーロッパからアメリカまで旅をして大反響を呼んだ"Long Way Round"の版権を取ろうとしていて、 それにも情報提供などのお手伝いをして、それもかなわなかったのだが、今月に入って、その旅の第二弾である"Long Way Down"のオフィシャルスポンサーとなったアパレルとパーツの会社の日本でのプロモーションや販売の手伝いをすることになった。
切れたように見える縁も、互いに誠実であれば、必ずまた繋がってくる……そんなことを実感させられた。
今度こそ、気の合う仲間たちで、納得の行く仕事やライフスタイルを築いていきたい!!
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