四川省を突然の大地震が襲って今日で5日目。あの地震の前に関東でも、ぼくの田舎を震源とする大きな横揺れの地震があって、 嫌な気がしたが、中国でこんなに大きな地震が起こるとは……。
ミャンマーのサイクロン災害が直前にあって、また未曾有の災害がその近くで発生して……今度は、どこで何が起こるのか、 平穏な気持ちではいられなくなる。
アメリカでは、民主党の大統領候補予備選で、 Obama候補がinternetを通じて3ヶ月あまりで78万人から500万ドルの寄付を集めたというが、 個人の力が結集できてパワーになるのであれば、さっそく自分も今回の四川とミャンマーの災害に有効に活用できるような寄付をしようと思う。
本来なら、日本だって身近に迫っている大地震災害の実際の様子をこの目で見て、 自分の持てるスキルで救助活動に参加したいところなのだが……。
災害支援について、NGOの寄付窓口をThink the earthが掲載している。ぼくは、AMDAを通じて、
支援したいと思う。
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/emergency/index.html
ところで、中国といえば、地震予知に関して研究が進んでいたようなイメージがあったが、今回は、四川地震の予知を調べてみると、 わずかに地震の直前に四川省内でヒキガエルの大量移動があったとか、チンパンジーが騒ぎ出したという報告があっただけなようだ。
北京オリンピックを前に、それに絡むチベット弾圧問題などもあって、地震予知は地味なトピックとして埋没してしまったのだろうか…… 。
ヒキガエルの大量移動といえば、桓武天皇が長岡京に遷都した直後に、今の難波でやはりカエルが大量に移動をはじめて、 その後に天災や疫病などが続き、ついに長岡京を10年あまりで捨てて平安京に再遷都したという逸話が思い浮かんだりした。
中国国内では、今回の地震がアメリカが地震兵器で攻撃したなどというオウムまがいのデマまで飛んでいるという。
今は、とにかく早急な支援が必要だ。そして、今一度、同じ災害を控えている国として、予知を含めた地震災害への備えが必要だろう。
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