北海道というと、どうしてもその雄大な自然のスケールにばかり目が行ってしまいがちだが、 この土地ならではの自然の機微やら文化やらも、じつは数多い。
観光ガイドに記されていて、だれでも知っている北海道だけではなく、北海道の人が誇れる自然や文化を公募して、 1万を越える応募の中から選ばれたのが「北海道遺産」だ。52項目選定された北海道遺産の中には、開拓時代を彷彿とさせる建築物から、 祭りや食べ物、アイヌ語地名など、多彩な物件が盛り込まれている。
それらを巡るだけでも、今まで知らなかった北海道の姿が浮かび上がってきそうだが、さらに、この夏には、各自治体を中心に、 その地域が誇る自然を舞台にアクティビティはもちろん、農業体験などもできる『ほっかいどう ムラの宝探しプロジェクト』も計画されている。
個人的には、釧路湿原近くの町に滞在し、カヤッキングやMTBを楽しみ、地元の人が「世界一の光のイリュージョン」 と豪語する湿原のホタル乱舞をこの夏は体感してみようと思っている。
**北海道遺産の一つ『北海道大学 札幌農学校第二農場』。
開拓時代の北海道にそのままワープしてしまったような空間**
**洞爺湖サミットもある今年は、道内各所で、様々な催しが繰り広げられる**
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