白馬といえば、八方尾根や五竜遠見といった大規模スキー場を擁する二本でも屈指のスキーリゾートのイメージがある。でも、今は、 スキー人口そのものがかつてに比べて激減し、一頃の賑わいはない。
今は、白馬といえば、オーストラリアやニュージーランドからのスキー客のほうが多いような現状で、実際、ホテルやペンションも、 さらに飲食店でも、街角でも、外国人客が目に付く。
ぼくは、高校時代から登山は楽しんできたが、どうもスキーには縁がなく、 ゲレンデスキーを楽しむために白馬を訪れるといった発想はもともとなかった。
それが、数年前からスノーシューで雪山を巡るようになって、もっと冬のバックカントリーを楽しみたいと思うようになった。 そんなところへ、白馬と不思議な縁ができて、地元のペンション「ミーティア」にご厄介になり、 オーナーの福島氏にテレマークの教えを請うこととなった。
今回は、まず「クラシカル」と呼ばれる細い板と革のブーツの組み合わせで、足慣らしをすることに。 10年前の長野オリンピックのクロスカントリーコースとして使われて、今は一般に開放されている「スノーハープ」で、 基礎から教えてもらった。
さらに、その後、スノーシューに履き替えて、GPSを片手に雪原、樹林を縦横無尽に縫っていくコースを設定。
テレマークは、今後、白馬に通いつめて、しっかりバックカントリーを滑れるようになりたいと思っている。
また、スノーシューは、昨年から取り組んできた「ツリーイング」と合わせて、雪山で木に登り、 スノーキャンプを楽しみたいと思っている。
**はじめは、クラシカルテレマークで歩くスキーを楽しむ。序盤はわりと快調だったのに、
緩い斜面でコントロール効かず、転倒を繰り返す(笑)。写真は、マンツーマンでコーチしてくれたペンション「ミーティア」
のオーナー福島さん**
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