**雪原を突っ切って、小さな丘を回りこむと、そこはまぎれもないバックカントリー。 こうしたところを自由に進む快感は、ゲレンデでは味わえないだろう**
今回の白馬では、バックカントリースキー修行の第一弾として、クラシカルスタイルのテレマークスキーに挑戦したわけだけれど、 これが、じつはなかなか思うように操れない。
自分のイメージ通りにまったく動かせないという経験は、もう30年以上も前に初めてバイクでオフロードを走り始めたとき以来で、 苦痛というよりも、「まだまだこの世には、初歩から覚えていかなければいけないものがたくさんある」とうれしくなった。
前回は、クロスカントリーコースで、クラシカルテレマークを初体験したわけだが、それから二日おいて、今度は、 白馬で何度もお世話になっている北野建設白馬支店の下川さんに、貴重な休日の時間を削っていただいて、 バックカントリーでコーチしてもらった。
じつは、バックカントリーといっても、国道沿いにある下川さんの奥さんが経営されている喫茶店「ぷぅ」 の目の前の雪原(春から夏の間は畑)から、裏山にかけての「里山」ともいえるところ。
でも、一歩踏み込めば、アニマルトラッキング(動物の足跡)が雪の上に残り、カモシカにも出会える、 まぎれもないバックカントリーとなる。
わざわざ東京から何時間もかけて雪山にやってきた身としては、 自宅からスキーを履いてそのままバックカントリーに踏み込んでいける環境というのは、まさに羨望で、「はやく内田さんも、白馬に移住して、 この生活を楽しみましょうよ」と下川さんに誘われると、明日にでも荷物をまとめてやってきたくなる。
子どもの頃から冬はスキーを履いて、通学の足代わりにもしてきた下川さんは、クロスカントリー用のエッジのない細い板で、 何の苦もなく滑って行ってしまうのだが、ぼくは、難渋してようやくついていく。
それでも、4kmほどのコースをアニマルトラッキングを追いかけたり、 夏場には下川さんがテンカラ釣りを楽しむ沢に沿って滑ったりしているうちに、だいぶコツがつかめて、楽に進めるようになってきた。
「スタート時点とは、見違えるほどに慣れて、自然になりましたよ。この感覚を忘れないように、間をおかずに練習しましょう!!」
そう、励まされて、さて、次は来週にでも時間を作って、また白馬に行かなければと、算段している。
**春から秋にかけては畑が広がるこの場所が、冬場は大雪原に**
**白馬でいつもお世話になる下川さん。 子どもの頃からスキーを履いてきた下川さんのように滑れるようにはなれるはずもないが、この冬は、白馬に通いつめて、 なんとか形になるようにしたいと思う**
takinosawaさん
ご案内ありがとうございます!!
次は、最近のテレマーク板でゲレンデ練習の予定です。
その前に、スノーシュー&ツリーイングかな。
投稿情報: uchida | 2008/01/21 11:27
おお、内田さんやってますね! 私の考えでは、とりあえずゲレンデでアルペンスキーに慣れてからテレマークでもいいかなと思いますが、ダンナのけんいちは内田さん同様にゲレンデスキーの経験がなく、クロカンからテレマークへステップアップしました。その顛末を記事にしています。参考にしてください。[http://blogs.yahoo.co.jp/pocoyuko2006/40108318.html]
投稿情報: takinosawa | 2008/01/20 18:20