先週末 、ツリーイングの講習会に参加したことは、すでにお伝えしたが、その内容について、少し紹介してみたいと思う。
そもそもツリーイングとは、アメリカで考案された木にダメージを与えない、安全な木登りの方法で、 専用のロープとギアを使って登るのが特徴だ。
3月に初めて体験会に参加して公園のなんでもない木の天辺近くまで登ったときに、 いつも自分の背丈で目にしているのとまったく違う世界が開けることに感動して、ぜひ、 自力でセッティングして登れるようになりたいと思ったのだった。
ちょうど、シーカヤックを初めて体験したときに、今まで想像もしていなかった面の広がりを持つ「海」 がフィールドになることに感動して、その世界に足を踏み込んだのだけれど、ちょうどそれと同じ感覚だ。
今回ぼくが参加したのは、「ツリー・マスター・クライミングアカデミー」が開催するDRT(ダブル・ロープ・ テクニック)という初級講座。初級ではあるけれど、この技術をマスターすれば、自分でツリークライミングが楽しめるようになる。
体験会では、すでにセッティングされているロープに登るだけだったが、DRTでは、 まず登れる木の選別とどの枝を選べばいいのかといった理論から始まって、実際にロープを目標の枝に掛ける技術、 さらにそこにロープをセッティングする技術、そして登降と、回収までの一連の技術を伝授される。
今回は、群馬県の赤城山頂にある大沼の辺で、紅葉に囲まれて木に登るという最高のシチュエーションに恵まれた。
この講座は初めてのぼくと、8月に受講して、今回は技術のブラッシュアップのために参加された地元群馬のOさんとMさん、 生徒三人だけのこじんまりとしたスクールになった。
**まずは簡単な座学から。ツリーイング装備の使い方、木の選び方などを学ぶ**
**まずは、ロープを掛けるためのスローラインの投げ方から**
**あとは、スルスルと登っていくだけ。一見簡単そうだが、じつは、やっぱりとても簡単(笑)。
このとっつきやすさがツリーイングの最大の魅力。ただし、じつは、安全確保やレスキューなど、この先に、
奥深い世界が待っている**
その2に続く
アッセンダー、ディセンダーを使うやり方もあるのですが、こちらはツリーイング独特です。
ハーネス側はダブルエイトノットで、ロープを滑らせる側のノットにツリーイングの秘密があります(笑)
投稿情報: uchida | 2007/10/24 18:47
アッセンダーとか使わずに、ダブルエイトノットで自分を確保して、プルージックを使って登っていくイメージなのかなぁ。
いや、ロープ一本でやってて、輪にしてるわけではないから自在結びか?足はプルージックだな...
などと写真を見ながら推測する日々...
勝浦で教えてください(笑)。ハーネスとスリングとロープ持ってきますので(嘘)。
投稿情報: あじっ | 2007/10/19 08:38