先日、以前から気になっていた「インカ・マヤ・アステカ」展を覗いてきた。
アンデスの山やパタゴニアの平原に昔から憧れがあって、 いつかアウトドアフィールドとしての面白さをじっくりと開拓したいという思いと、その中南米の土地に息づいたインカ、マヤ、アステカ、 さらにはそれら以前の「源文明」ともいえるオルメカにも興味があった。
密林を開拓して大規模な都市国家を作ったり、4000mに迫る高地に都市を築き、そこへ向かって「インカ道」 と呼ばれる街道を開拓し、さらに自然のリズムを知るために、大規模なピラミッドを建て、そして、独特な「生け贄文化」を形作った……。
どうして、こんな山奥の地に文明が花開いたのか、そして、彼らはどんな暮らしをしていたのか、そんなことを想像しつつ、 ぼくがライフワークとして続けている「レイラインハンティング」の観点から見れば、 ナスカの地上絵とこれら文明の関係なども興味をひかれる部分だ。
今回の展示会は、今まで海外には搬出されなかった大型の石碑やミイラなどもあって、 その精緻な造形や想像力溢れるモチーフに釘付けとなってしまった。
サイクリングナビゲーターの丹羽さんがつい先日ペルーを訪ねて、マチュピチュ探訪のレポートなども載せられていたが、 そのときも南米探訪の気持ちを掻き立てられたが、今回はさらにその気持ちが強烈になった。
むこうが秋になる、4月くらいにでも訪ねてみようかと思う。
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