多武峰の次に 、「女人高野」で有名な室生寺を訪ねてみました。
真言宗の総本山である高野山が女人禁制であった頃も、室生寺は真言宗でも女性の立ち入りを拒まず、 とくに女性の参拝者が多かったことから「女人高野」と呼ばれるようになりました。
今では、だいぶ開けた場所になっていて、GW中だったこともあり、たくさんの観光客が訪れていましたが、奥の院は、 本殿背後の山の高みにあって、きつい石段を上り詰めなければたどり着きません。
かつてはこの深山で、多くの密教行者や修験者が修行し、朝廷は仏とともに竜神を祀る寺として、 勅使を度々派遣して雨乞いの儀式を行わせたと伝えられていますが、奥の院への険しい径は、そんな歴史を思い起こさせてくれます。
ちょうど今は境内の石楠花が満開で、彩り豊かな表情を見せてくれています。
**奥の院へは、胸突き八丁の石段を延々と登らなければならない**
今回は 、熊野巡りを速報でお伝えしています。詳細は、後日まとめてお伝えする予定です。
コメント