VICTORINOX CAMPER (ビクトリノックス キャンパー)
長年使い慣れて、 いつも手元にあることが当たり前になった道具が無なくなってしまうと、非常に不便なものです。
先日、キャンプに出かけて戻ってくると、 使い慣れたポケットナイフ(アーミーナイフ)がどこかにいってしまい、それがキャンプや登山だけでなく、 日常的に文房具としても愛用して自分の指先の延長のようになっていたものですから、どうにも不便で仕方ありません。
そこで、なくしてしまったものと同じビクトリノックスの 「オフィサー」というモデルをショップやネットで探したのですが、こんな時に限って、 定番中の定番であるはずのこのモデルがどこも欠品でした。
このビクトリノックスの「オフィサー」は、 大小二つのブレードに栓抜き、缶切り、コルク抜き、キリ、糸遠しなど13の機能を持つモデルで、これだけの機能がありながら、 手の中にすっぽりと収まるサイズで、ジーンズのフロントポケットに入れてもまったく邪魔になりません。
同じような機能を備えたナイフやマルチツールも持ってはいるのですが、このサイズと重さ、 ハンドルの質感、そしてブレード類を引き出したときの感触に馴染んでしまっていたので、他のものでは、どうにも違和感がありました。
**ベーシックな「オフィサー」
にノコギリと爪楊枝、毛抜きを追加した「キャンパー」。 定番中の定番であるオフィサー同様、機能と持ち運びやすい大きさ、
重さがマッチした、完成された「道具」 となっている**
ビクトリノックスの最近のモデルには、 従来のモデルにはないストッパーを装備して、ナイフを使っている最中にブレードが折りたたまれて指を傷つけることがないようにして、 ハンドルもしっかりとホールドできる曲面を採用した「ロックブレード」というモデルがラインナップされていて、心引かれましたが、 オフィサーよりも一回り大きいサイズは、ジーンズのポケットにはかさばってしまいます。
いろいろと検討した結果決めたのは、 オフィサーにノコギリブレードと爪楊枝、毛抜きが追加された「キャンパー」というモデルでした。これなら、 オフィサーと重さも大きさもほとんど変わらず、手にしたときに違和感がありません。
かくして、お馴染みの赤いハンドルのポケットナイフが、 いつものようにポケットに収まり、些細なことでいらいらせずに済む、当たり前の日常がもどってきたのでした(笑)
**これももう30年近く愛用して、手の一部となった
「BUCKフォールディングハンター#110」。フォールディングナイフのベストセラーで、
いまだに形を変えずに作られ続けている。非常に堅牢な440Cステンレス製のブレードは、
釘をカットするPRイラストが印象的だった。このナイフは、一度、秋田の沢でなくし、増水が引いた沢に数日後出かけていって、
岩陰に見つけたいわく付きの相棒**
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