今、ツーリングライダーの間で注目の的になっている「zumo550日本版」の取り扱いを開始しました。
バイクGPS(ナビゲーション)は、いいよねっとがはじめて地図入りのハンディGPS「GARMIN eTrex VISTA日本語版」を1997年にリリースして以来、「GPSⅤ」、「MAP60CS」、「Street Pilot2610」 と主要なモデルは全て試してきました。
そもそもは、レイラインハンティングという、デジタルマップとGPSを使った遺跡巡りの検証用として、 いいよねっとの真鍋社長にニーズを相談したところ、ちょうど日本版のマップデータが入ったVISTAをリリースするところで、 それを試させてもらったのが始まりでした。
以来、ぼくのバイクのハンドルにはGPSがマウントされて、ツーリングマップルの取材にも大活躍してきたわけですが、つい先日、 最新モデルである「zumo550日本版」が愛機となりました。
初期のモデルでは、日本地図上に目的地までの直線が表示されるだけだったのが、道をトレースするようになり、 ナビゲーションが洗練されて、音声ガイダンスが導入され、さらには受信感度が飛躍的にアップして、谷間やビルの間、 高速道路の高架下などでも衛星信号をロストせず、ほとんどカーナビ遜色がなくなり、まさに隔世の感。しかし、 これだけの進歩が10年も掛からないのですから、今のテクノロジーには驚かされます。
前モデルのStreet Pilot 2610も使い勝手は非常に良く、完成度の高いものでしたが、実売価格が15~18万円で、 バイクに装備するためのマウントなどを含めるとさらに1~2万円の投資が必要なために、本格的に普及するところまではいきませんでした。
今回発売されたzumo550は本体が9万円でマウントを含めても10万円以内におさまり、一気に普及の兆しをみせています。 3月に発売されたHONDAの「ギャザズM」も基本的に、このzumo550をベースとしているモデルですが、 zumo550のほうは本体にリチウム電池を内蔵し、ファームウェアもアップデートされています。
表示は3Dを選択することもできて、直感的でわかりやすく、操作系も2610を踏襲したタッチパネルとボタンの併用式で、 いきなり使い始めても違和感はありません。
今では、GARMIN以外からも同じような車載型のGPSが発売されていますが、GARMINは初期のGPS1、2、 3といったあたりのものはラリーナビゲーション用として、多くのラリーイストに愛用され、また航空機やマリン用のラインナップも豊富で、 防水性、耐振性、太陽光下での液晶画面の見易さなどでは追随を許しません。
そろそろ本格的なバイクナビゲーションを装備したいという人には、お勧めの一台です。
**地図表示は、自分の好みに合わせて変更可能。
縮尺もワンタッチで自在に変えられる**
**検索機能も2610より飛躍的に使いやすくなった**
**MP3プレーヤー、ブルートゥースも実装**
詳細は下記をご覧ください。
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