2001年、アメリカは軍事衛星として運用していたGPS衛星のスクランブル信号を解除して、GPSレシーバーが民生において自由に使用できるように開放しました。このとき、GARMINはいち早く、アウトドアで利用できるハンディレシーバーを発表しました。これが、eTrex(イートレックス)でした。
eTrexは片手の掌に収まってしまうコンパクト性と独自のクリックスティックで操作する使いやすさが評判となり大ヒット。ベーシックなeTrexからSummit、Venture、Legend、Vistaと、使いやすいフォルムはそのままに、様々なモデルが生み出されて行きました。
初代eTrexは、アウトドア用の装備としてGPSをごく当たり前のものとして認知させた他、全世界的なムーヴメントにまでなった宝探しゲーム"ジオキャッシング"が爆発的に広がるきっかけともなりました。
そして、初代eTrexから10年、小型軽量で使いやすいユーザーインターフェースをさらに洗練した新しいeTrexシリーズが登場しました。
個人的には、初代のeTrexから始まり、Vista日本版、VistaCx日本版、LegendHcx日本版と、もっとも愛用度の高いシリーズで、eTrexが初代のイメージをそのままに、現在の最高の機能を盛り込んだニューモデルとして生まれ変わったのは、とても嬉しく思っています。
今回は、この夏に発売されたばかりの英語版をいち早くお届けいたします。
・前面右上部にクリックスティックを配置。・右側面は上が画面切り替えボタン、下が電源とバックライト輝度調整ボタン。・背面はOregonやDakotaと共通のバックカバー仕様となり、純正マウント等はこれらの機種と共通にご使用いただけます。・左側面は上がズームアップダウンボタン、下がメニューボタンとなります。
直感的な操作ができ、手にしたその瞬間から自在にお使いいただけます。
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