今発売中の"BMW BOXER JOURNAL"で『BMW ZUMO550 徹底活用術』という特集記事を受け持ちました。
モーターサイクル専用GPSとして2007年暮れに登場した"GARMIN ZUMO550"は、初め、 HONDAの純正モーターサイクルナビとしてOEMで採用され、その後、BMW、ハーレーと相次いで純正採用となったモデル。
今ではクルマ用のPNDをオートバイに取り付けたりしているユーザーもけっこう多いですが、モーターサイクル用として防水・防塵・ 防振設計が成された日本版GPSは、今のところこのZUMOしかありません。
前身となるStreetPilot2610も使いやすくタフで長年、ツーリングマップルの取材も含めて愛用しましたが、 ディスプレイが明るく大きくなり、照度も高いZUMOは見やすく、 さらにタッチパネル式のオペレーションは直感的な操作がしやすくなっています。
このZUMOの登場で、オートバイでもナビゲーションが一般的な装備となりました。
だけれど、まわりを見渡してみたり、ツーリング先で同じZUMOを装備したライダーと話をすると、 そのほとんどがカーナビと同じようにオートバイに据え付けたままで、単に目的地まで誘導してもらう"ナビ"としてしか使っていないのが実情。
それでは、せっかく様々な機能を備えたZUMOがもったいない……ということで、この企画が立てられたわけです。
ZUMOを使えば、事前にツーリングコースを綿密にプランニングしたり、WAYPOINTやPOI(Point of intarest)として、自分独自のお気に入りの場所を登録しておいて、その場所が近づくとアラートを鳴らすことができます。また、 ツーリングから戻ったらPCと接続して自分が辿った軌跡=トラックを吸いだし、 標高変化のデータなどとともにデジタルマップに表示することもできます。さらにはGOOGLEマップスと連動させて、 リアルな航空写真にトラックを乗せたり、そのデータを公開することも可能です。
さらに、衛星受信設定を変えて精密GPSとして機能させたり、回避設定やルーティングモードを自分のニーズに合わせて変えたり、 MP3プレーヤーとして使う際にiTunesのデータをMP3データに変換してZUMOに転送する方法など、 様々なカスタマイズの方法を解説しています。
一応、BMW純正モデルとして解説してありますが、中身はそのままGARMIN純正のZUMOやHONDAモデルにも当てはまります。
今、ZUMOを使っている人も、これからバイクナビを装備しようと思っている人も、ぜひ参考にしてください。
OBTセレクトでは、オブションや設置方法等のご相談にもきめ細かくお答えしています。ご興味のある方は、 お気軽にお問い合わせください。
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